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【SDGsスタディーツアー】京都で見つけたジェンダー問題

こんにちは。立命館大学Sustainable Week実行委員会の豊田です。今日は、先日行われたSDGsスタディーツアーのフィールドワークのことについて書きたいと思います。

私が一緒にフィールドワークをしたのはジェンダーに興味を持っている高校生3人。散策や体験をしながらインタビュー調査などを行いました。まずお土産を販売しているお茶屋さんと和菓子屋さんに立ち寄りました。店員さんを見てみると女性の方が圧倒的に多く、インタビューをしてみました。すると店頭で接客をするのは女性の方が多く、本部は男性の方が多く、昔の名残があるのだと教えてくださいました。次に、着物のレンタルをされているお店にインタビューに行きました。ここで高校生が聞きたかったことは性的マイノリティーの方への対応です。2店舗に伺ったのですが、海外と日本での性的マイノリティーに関する認識の差などを知り、それが日本での対応の遅れにつながっているのではないかと考えました。次に和菓子屋さんで和菓子作りを体験しました。職人さんに丁寧に指導してもらってみんな真剣に作っていました。同じものを作っていてもそれぞれの個性が出ていて見ていて楽しかったです。そのあと自分でお茶を点てて、作った和菓子をいただきながら職人さんに質問をさせていただき、男女比や男女による給料の格差があるのかなど、高校生の疑問に親切に答えてくださいました。このほかに散策しながら街にあるトイレも見ました。男女で標識の色が区別されているところ、多目的トイレがないところがあるなど普段何気なく見ているトイレですがここにもジェンダー問題があることが分かりました。今回のフィールドワークを振り返ってみて、男性、女性、LGBTなど性別で考えるのではなく、個人を尊重できる社会の必要性に気づきました。

私は、今までジェンダーについて考える機会があまりなかったのでジェンダーに興味を持っている高校生とフィールドワークをして新しい視点や考え方に気づかされ、すごく新鮮でした。その日の夜、宿泊施設で高校生が私のところに来て、トイレでトランスジェンダーマークを見つけたことをすごくうれしそうに教えてくれた時、一緒に見に行って私もうれしくなりました。一日、高校生と行動して私もジェンダーに関心を持ち、自分と異なる視点でまわりを見るいい機会になりました。

今回、インタビューさせてくださったところのほとんどが突撃だったにもかかわらず、快くお話ししてくださってとてもありがたかったです。高校生の皆さん!この経験を生かして誰もが自分らしく生きられる社会に向けてこれからも活動を頑張ってください!

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