このギャングのヘッドは誰なのか? 【梅田サイファー、幻影旅団から考える集団のサスティナブル性】
サスティナブルギャングのヘッド(リーダー)は誰なのか?
今回はサスギャンという集団における「リーダー」の考え方を話します。
現在、ゴミを拾うギャングは思想担当の僕(みどり)とファッション担当のMatsuiの2人で主に活動しています。
このギャングを作ろうと考えたのは僕で、活動方針のある程度は僕が決めています。
「それじゃあ、みどりがリーダーなのか?」と言われれば、「部分的にそう」と僕は答えます。(like a アキネイター)
というのも、サスティナブルギャングはリーダーがたくさんいる集団にしたいからです。
この考えを色々な角度から説明していきます。
梅田サイファー「アマタノオロチ」にみるリーダーという考え
まずは曲を聴いてほしいです。めちゃくちゃ格好良いです。
この前、生で聴いてブチ上がりました。
「梅田サイファーといえば、R指定(敬称略)」という感じかもしれませんが、決してR指定が梅田サイファーのリーダーというわけではありません。
以下に、梅田サイファーについての説明を記載します。
めちゃくちゃ格好良い思想ですよね。
正直、この考えをそのまま引用させてもらってこのnoteを締めればまとまりの良い文章になりそうですが、せっかくなので僕の考えたことを追記します。
「アマタノオロチ」を聴くと、「全員が頭」という考えが見られます。
つまり、「リーダーがいない」のではなく、「リーダーがたくさんいる」ということです。「自分がこの集団を引っ張っていくぞ!」「自分がリーダーだ!」という人が多くいるというのは、僕はとってもSus(サスティナブル)なことだと思います。もし絶対的なリーダーのいるワンマンチームであれば、そのリーダーがいなくなると、その集団は機能しなくなってしまいます。
しかし、リーダーが沢山いると「自分がちょっと休憩しても、他のリーダーがいる!」という精神的余裕も出ますし、「お、あいつ頑張ってるな。負けてられへん!」とポジティブな競争意識も芽生えます。
梅田サイファーの中では、R指定が一番メディアに露出しています。
だからと言って、「俺が一番すげー!」なのではなく、周りのメンバーをリスペクトして、あくまで対等な関係にいるところがSusでCoolなところだと思います。
「HUNTER × HUNTER」の幻影旅団にみるサスティナブルな組織
漫画「HUNTER × HUNTER」に登場する幻影旅団について、非常に面白いnoteがあったので共有します。
漫画の作中で読んでいる時に「なるほど」と感心した部分が、以下です。
「リーダーがたくさんいる」というのを理想として前述しましたが、「全員がリーダーにならなくてはいけない」とは思っていません。
人によってはサポートでこそ輝く方もいるし、そこまでギャングの活動に注力できない人もいると思います。
そこに上下関係はなく、そんな方々もぜひ手足として対等の立場で活動してほしいのです。
(手足というと冷たい感じがしますが、僕は仲間を見捨てるような集団はSusじゃないと思っているので、あくまで表現として手足という言葉を拝借しています。)
そして、頭となる僕たちもある時は手足となります。
例えば、「何がサスティナブルか」という思想においては、基本的に僕が頭でMatsuiは手足となります。
しかし、ファッションにおいては、Matsuiが頭で僕が手足となります。
実際に、「今月は予算10万円以内でコーデお願いします!」という感じでファッションには殆ど口出しをしていません。毎回ゴミ拾い時のコーデも決めてもらっています。
これらが僕が思想担当を名乗っている理由です。
「この分野(思想)は僕に任せて!あとはみんなに任せる!」「僕以外にもリーダーがいるから僕がいなくても大丈夫!」
こういう集団こそがSusだなぁと思います。
そう考えると今のサスティナブルギャングはまだまだメンバーも足りず、とてもSusな状況とは言えません。まだまだ課題が山積みです。
今回は僕たちの目指す集団のあり方について、考えをまとめました。
ゴミ拾いをどれだけしようが、メンバーや参加者に対してサスティナブルでなければ意味がありません。
今はまだ理想をつらつらと語っているだけですが、人が増えてくると思い通りにいかない場面に必ずぶち当たると思います。
どうすれば、このギャングが真の意味での「サスティナブル」なギャングになるかをこれからも考えていきます。