「未来探偵」昔書いたもの
これは、漫画として考えたもので、一話分のネームと、数話分のネタが残っている。
舞台はかなり未来。先端漁業酪農都市ネオクシロ。主人公の探偵が殺人事件の推理をするのだが、ある殺人事件、被害者は鈍器で撲殺されていた。しかし、部屋は密室で犯人が出入りした形跡はない。しかし探偵はすぐ「犯人はおまえだ!」と壁のカレンダーに映った男を指さす。
「なんでわかったんだ!」
と、カレンダーの中のダンベルを持った男が答える
「犯人である貴様は、次元数増減装置を使ってポスターの中にいて、被害者が入室したら三次元に戻り撲殺し、また次元を減数して二次元に入ってカレンダーの中に隠れた。明日まで隠れたら月が変わってカレンダーはめくられるから証拠はなくなる。」「残念だったな、貴様の持ったダンベルのはじっこが、ちょっとだけカレンダーの数字に重なってたんだよ」「どうせだったらさらに減数して1次元に入って線になっておくんだったな」
という感じで、二話目も密室殺人で、犯人は金魚のえさに、お魚巨大化薬と食欲増強薬を調合したものを混ぜて、被害者がえさをあげたら金魚が巨大化して被害者を嚙み殺す。が、被害者にはお魚縮小薬のミストがかけられていて、金魚はかじったら元に戻る。
要するに、逆ドラえもんなお話なんだけどねw
しかし、コミカルに未来都市を表現する力が全くなく、絵柄もコメディには向いてない・・・というか、ヘタクソだったから漫画としては完成しなかったんだよね・・・。