保育園初登園。保育士のみなさん、これからよろしくお願いします。
保育士さんの温かい笑顔と、園のしっかりとしたセキュリティー、盤石なコロナ対策を背景に生後半年の息子は保育園へ旅立った。
今日は生後半年の息子の保育園への初登園。プロフェッショナルな方々へ保育をお願いできる安心感、自宅勤務環境下で大泣きするたびにケアが必要なため、それを回避できるという安堵感と仕事に集中できるという喜び。そんな気持ちの中、預けることに最後まで不安感を抱き続ける横にいる妻。妻は生後半年で息子を預けることに対して最後まで納得がいっていない様子だった。
その理由は母乳で育てられなくなるからというもの。確かにこれまでほぼ母乳で育ててきた彼女にとってはいろいろな面が気になるのであろう。栄養面、ミルクにすぐ慣れてくれるか。自分が子供を大きくしているという満足感の喪失。そんな気持ちでいっぱいなのであろう。
でも栄養面だって今や何の問題もないといわれているし、ミルクにだってすぐに慣れてくれるだろう。赤ちゃんの順応性の高さにはいつもびっくりさせられる。自分が子供を大きくしているという実感。これについては他の満足感でカバーしてもらうしかない。仕事の充実だ。
そんな妻であり母親にしれっとした表情で別れを告げた息子。じつはその表情も私は確認できなかった。コロナ対策により入園できる保護者は1名に限られていたのである。それは残念と思うことよりうれしく安心した。そこまで体制を整えてくれているのだ。ここなら安心して息子を預けられる。集団感染の可能性をできるだけ落とそうとしてくれている。子供たちを守ってくれている保育園に心底感謝したい。
保育園に入るときには暗証番号入力が求められる。妻は入力に少し手間取っていた。一度のエラーの後に自動ドアが開いた。少しほっとした。その暗証番号入力もあるとないのとでは大違いだ。入力ボタンの上には小型カメラもあった。盤石だ。帰るときに気づいたのだが、自動ドアの開くボタンはかなり上の方にあり大人も手を伸ばさないと届かない。ちょっとしたセコムだ。
なんといっても自動ドアが開いた瞬間に3名ほどの保育士さんが迎えてくれた際にこちらに向けてくれた笑顔。そして呼んでくれた息子の名前。しっかり覚えてくれていた息子の名前。このnoteを書いている最中に大泣きしているかもしれない。ミルクを嫌がって暴れているかもしれない。でもそうやって経験して心身ともに大きなっていくのだ。きっと親より多くの時間を費やして息子に接してくれる保育士の皆さん。
これから3年間、よろしくお願いします。