【武道アカデミー 台本】知ると広がる護身術〜護身力を高めよう
武道アカデミー 台本
冒頭
護身術というと、皆さんね。
対・人に焦点が向かいますね。
今回はその対象を広げてみましょう!
というお話です。
ためになると思うので最後まで聞いてみてください。
前書き
「藪内崇視の武道アカデミー」へようこそ!ということで始まりました。
今日はですね、「知ると広がる護身術」サブタイトル 〜護身力を高めよう というテーマでお話させて頂きます。
概要欄に目次とタイムテーブルも載せるのでお急ぎの方は興味のある項目を選んでご視聴ください。
僕のチャンネルはですね、音声だけでも楽しめるよう工夫してますので、休憩の合間とか寝る前とかですね、ラジオ感覚で聞いてください。
それから、noteというアプリにも武道アカデミーの内容を投稿してるのでテキストで読みたい方はそちらをご覧ください。
護身術とは
護身術って何ですか?
武術・武道と何が違いますか?
特に女性の方や全く知らない人に質問されることがあるんですけども。
本質的なことを言いますと、同じものですよ。
長い歴史の後、戦いの中で発展させた技術ですからね。
同じものなんですが、考え方、捉え方、使い方の違いにより、身を護るためとして活用するのであれば護身術。
率先して相手に向かう為に用いるのであれば武術と定義するのが現代では正しいのではないでしょうか。
陰陽のマーク知ってます?
全てのものは対比されるものがあるんですね。
天と地(上と下)、右と左、前と後ろ、光と闇、剛と柔、熱い冷たい、生きる死ぬ……。
また同じ物でも使用法により結果や解釈が変わる場合もあります。
例えば傘。同じ傘でも雨の時に使う場合もあれば、日傘として使うことも出来ますもんね。
たまたま持っていた傘を使って自分の身を護ることができたら、それも立派な護身術です。
実は日常で使っている
実は護身術ってね、日常で、みんな使ってるんですよ。本能としてね。
悪い人から身を護るだけじゃなくて、あらゆる危険から身を護るのが護身術だと思って下さい。
危険を察知して未然に防ぐことです。
転ばないよう杖を持つこと。
これも考え方によっては護身です。
危険だなと感じたら暗い道を選ばない。
人通りの少ない道を選ばない。
極力大きい道を選ぶ。これも護身術ですね。
僕が一番使う護身術は、車の運転だと思っています。
人生を一瞬で棒に振ってしまう確率が高いのが車の運転です。
自分が被害者にも加害者にもなり得ますね。
少しスピードを出さないと行けないなとか、このカーブを気をつけようなんて思った時は、呼吸法を合わせて使って集中するスイッチを入れたりしています。
アナタも当然お家でも使ってますよね。
料理した後に包丁をしまうこと。
火の管理を怠らないこと。
家を空ける時に鍵を閉めるのも防犯の観点からですが、これも身を護るにつながりますね。
防災道具を揃えておくのも護身です。
直観と氣の話
護身にとって大切なことは、意識を傾けるということ、経験や学びにより知識を得るということ。そして、何より必要なのは直観力を磨くということです。
日本人の言葉ってね、氣ってつく言葉が多いじゃないですか。
やる気、元気、勝気、強気、弱気、負けん気、病気、空気、呆気、嫌気、内気、浮気、色気、怖気、人気、天気、寒気、悪気、運気、気合、気軽、気心、気迫、気分、気力、気配、殺気、士気…。
この氣って、論理的に説明するのって難しいですよね。
この氣を感じるって行いは、「気のせいかな?」って思ったことが以外と大事なので。
特に現代になって西洋的な論理的思考が出来ないとバカにされてしまうような風潮があったと思うんですね。
僕自身はもともと直観タイプだったんですけど。
12年前に名古屋にきてサラリーマン時代なんですけど、余りにも直観的な行動や言動が多かったもので、もっと論理的に考えろって言われ続けたんですよね。
そこで、話の裏を必ず取るような理屈っぽい人間になったんですが。笑
2年前に気功治療の先生に「直観を信じろ!」って怒られたことがあって、それでそういえば昔はって思い出したんですよ。
今となっては両方大切だなって思ってるんですが、バランスは大事ですね!
考えることを下地に置いた直観、これ間違いかないかなと思ってます。
インディアンの髪の話
昔、こういう記事を読んだことがありまして。髪の毛の長い人ほど、髪の毛の短い人より直観力が優れているという話です。
これ、アメリカのベトナム戦争時代に研究されていたみたいです。
戦時中、軍隊の中の小隊の中にインディアンの青年がいる隊の方が生存率が高かったみたいなんです。
地雷や敵の待ち伏せなどをインディアンの青年が事前に察知して教えてくれたお陰で回避出来たそうです。
そこで、何が違うのかと研究した結果、髪の長さなのではないか?と考察して、インディアンの青年の長い髪を残したままの小隊と短く髪を切った青年を配属した小隊とに分けて戦線に送ったそうです。
すると、髪を切ったインディアンの青年のいる小隊の危機回避率がひどく下がったとう研究結果がでたそうです。
これ面白いなと。
日本人って明治ですから、つい最近まで2,000年以上もずっと髪の長い文化だったんですよ。
個人的には、就職なり何なりする時に男性は髪は短髪が当たり前みたいな風潮は嫌いです。笑
新しい時代の価値観が芽生えて欲しいですね…ってか侍は丁髷してたんですから、その感性、取り戻して欲しいです
今は、ショートカットの女性も増えましたが、女性の第六感も髪の毛にも関係あるかもしれませんね!!
護身力
今までの話から、サブタイトルの護身力に行きたいと思います。
護身力って、さっき思いついたんで多分、辞書には載ってないと思います。
もちろん僕より先に思いついて使っている人がいるかもですけど。
危険を遠ざける力 = 護身力 かな。
この護身力は、そもそも誰でも本能として持っているものなのですが、その力を高めるためには、やはり武道や護身術道場に通うのがお勧めだと思います。
常に危険を想定して向き合って稽古しているので。
メリットとしてね。
意識すること。直観で感知すること。学習により緊急回避する身体使いが身につくからてす。
身体の動きって、その人、その人の日々の反復運動によって出来上がってるんですね。
例えば、料理人は料理人。絵描きは絵描き。自分の動作を難しいとは思わないはずです。意識せずに作業レベルまで落とし込むんですね。
それには、時間と回数をかけた反復運動しか身につかないと思います。
その応用として、僕が車の運転の時に使っている呼吸法なんかがあったりします。
呼吸法により動じない心を練るだとか、集中とリラックスの切り替えをスムーズにしたりなど、が出来たりします。
そして、これらの技術は、さらに護身術以外の日常生活で活かすこともできます。
是非、身につけて活用してくださいね。
ご視聴ありがとうございました。
後書き
最後までご覧頂き誠に、ありがとうございました。
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