鮨松榮店主 食材への思い
ハレの日や特別な記念日など様々な想いで当店をご来店頂くお客様の想いは様々だと思います。
そんなご期待に添える様に私共 店主と女将は常に考えております。
まず第一に食材ですが私は生産者の方からの想い気持ち魂のリレーと考えております。
生産者の農家の方や漁師さんはもちろん命をかけてつくった農作物や魚介類 それを運ぶ運送会社様 市場の競り人さん 仲卸の方 そこから当店まで運ぶ運送会社様。
ここでは書ききれ無いほどの人の手を渡って自分の元に食材が届くと考えております。
もちろん生産者様のところに赴いて仕入れもしますが私の元に食材が届く間には色々な想いがあり私が受け取り料理や鮨にします。
私は色々な方から受けた食材というバトン 駅伝で言うタスキには一人一人の魂がこもりそのバトン タスキを最後料理し鮨にしてお客様にお渡しする最後の役目と考えております。
普通捨ててしまうところなども料理や賄いに変え、野菜の根っこなどは土に埋め再生し賄いで使う。
当店はほぼ食べ残しは無いですがどうしても料理に出来ない部位や出汁をとったアラなどはリサイクル機にて肥料にし自社菜園の肥料にしてます。
目の前にある素晴らしい食材があるのが当たり前と思わず常に感謝の気持ちを忘れずに料理を作り鮨を握っていきたいと思います。