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勝者は美しい。
今日は日記としてのnoteを。
ハイペース・向かい風の代償
昨日は家の近くの荒川沿いで21.1kmを1人で走った。この1ヶ月で3回この単独での21.1kmを同じコースでして、2回は1時間16分台、昨日は1時間19分台だった。
私は去年の3月のハーフで1時間26分だったことを考えると、7月からちょっとずつ走り出して21.1kmで10分も速くなったのだから、少しは痩せたと思う。笑
昨日は16kmまで1時間12分台後半ペースで走っていたけど(1人で走った割に結構攻めた)、風が強く最後の5.6kmが向い風。18kmでオールアウトのような珍しい感じで力尽きて、最後の3kmは15分かかった。(最後は向かい風と知っていながらも)ハイペースで飛ばした代償はかなり大きかった。
それでも、1人でこれだけ攻めれたら、レースでは集団で楽にリズムを作れるだろうからそれはそれで楽しみ。練習で攻めることができたらレースでは楽ができる。2019年10月から7回、単独での21.1kmをやった。
ハーフは去年の3月以来で、練習を始めたのは去年の7月(3〜6月で8kg太った)。今は多くても週2回の練習で、のびのびと走っています。
今日はもっと風が強かった
今日は荒川でマラソン大会の撮影を担当。
昨日よりもさらに風が強く、この中でハーフ・マラソンを走るのはとても大変だろうと思った。
行きは追い風で特に問題はないと思うが、帰りは強い向かい風なので、いかに集団の後ろでドラフティング効果を得るかがポイントだと思う。
風のことで思い出したが、丸亀ハーフは前半が追い風になることが多い?ので、それが逆のコースだったら...
ペーサーを4人ぐらい起用して、余裕のある前半が向かい風だったとしても集団でドラフティングで温存。後半追い風でペースアップするともっと全体的に記録が出ると思う。
確か、2018年バレンシア世界ハーフのラストはそんな感じで追い風だったから、カムウォロルは15-20kmを13:01でカバーしていたような気がする。風が毎年吹くようなコースだったら、後半が追い風になるようにコースを設計すると好記録が出やすいですよ、という話です。
確か、ローマオスティアハーフが片道コースで追い風になりやすい、というコースだったように思います(もちろん非公認コース)。
ちなみに、Breaking2はイタリアのモンツァのF1サーキットで行われたけど、他のコースの候補にはベルリンのテンペルホーフ空港(空港跡のとても大きな敷地)や、オランダにある全長32kmの締め切り大堤防(Breezanddijk)↓が候補にあがったそう。
↑最初の10kmが向かい風だったとして、ペーサーでドラフティングして後半32kmが追い風だったらここもサブ2には最適なコース。
ちなみにサブ2プロジェクト主宰(Breaking2とはまた別のプロジェクト)のヤニス・ピツラディス教授は、酸素濃度の高い海面下の死海でのマラソンを考案していていたが、それは現実とならなかった。
勝者は美しい
話が脱線してしまったが、今日は風が強く、昨日風の強い中でオールアウトしてしまった私は、今日走った選手たちの逞しい姿を撮影した。
マラソンの優勝者の井上さんは「仙人」と呼ばれているそうだが、本人はマラソンで初優勝とのこと。彼がこれだけ嬉しそうなのは、そこに濃密なストーリーがある証だ。今までたくさん練習してきたのだろう。
私は撮影対象がオリンピック選手であっても、一般のランナーであっても、マラソン4時間以上かかる人であっても撮影に関しては全て同じだと思っていて、
シャッターを切るだけ、である。
とはいえ、これだけ魂がこもった選手のフィニッシュラインでの撮影はこちらも刺激になる。特にマラソンという競技に関してはフィニッシュラインでの選手の達成感がやはりすごい。
今日は500人ぐらいのフィニッシュを撮影したが、特にマラソンに関してはそう感じている。
その中でも、特に優勝の味は格別だ。これは間違いない。
私は高校時代に近畿インターハイ、社会人になってから新宿シティハーフで優勝したことがあるが、そのどちらもフィニッシュラインでの喜びは格別だった。
苦しい練習を積むことに対して、
「なんでそんな苦しいことをやっているの?」
と聞かれたら当時は間違いなく、
「その喜びを得るため」
と答えていただろう。
陸上は個人種目なので、やはり優勝の味は格別である。
勝者は美しい。
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