田園風景を思わせる異国焼酎 #DEDESUKE SAIGON KITCHEN
ベトナムと言えばフォー、フォーと言えばパクチーとばかり考えてしまうが、現地を想像すると一面の田園風景が頭に浮かぶ。広大な緑の中にたたずむ三角の帽子(「ノンラー」と言うらしい)を被った一人の農民、そんなシーンを想起させる米焼酎に出会った。
ルアモイとネップモイはベトナムの米焼酎。うるち米(普通のお米)を使ったルアモイは、クセのほとんどない透き通った味わい。焼酎という響きから感じる重さはなく、軽やかに飲める水の上位互換のような口当たり。
私のお気に入りはもち米を使ったネップモイ。すっと入ったかと思うと顔を出す穀物感。同じく米から作るマッコリやとうもろこしにも通じる穀物の香りが広がる。ベトナムらしさを感じさせるナショナルアルコール。
異国の刺激的な味や香りを纏った料理を食べた後のネップモイ。慣れ親しんだ穀物感はいつにも増して安心感を与えてくれる。アジア人の根底を共有した、どこかホームを感じさせるエスニック。
ビールも飲んでみた。外国のビールと言われて想像する薄い味よりは、コクと飲みごたえのある味が印象的だった。焼酎もビールも、ベトナムはお酒も楽しい国のようだ。
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