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20230223 下萌

月に一度のお茶のお稽古へ。
お庭の福寿草を写真におさめる。今にも弾けそうな梅の蕾。こんな大きな樹があったなんて気がつかなかった。

お稽古で「下萌」という言葉を教わる。

下萌(したもえ)
早春、雪や土の下から、草の芽が人目につかず生え出ること。また、その芽。
学研全訳古語辞典より

もう何年も、ずっと冬のような人生が続いている。早く暖かくならないかな、春を待ち侘びるような毎日。たまに暖かくてご褒美みたいな日があるけど、また寒さに耐えるような日常が繰り返される。

先日、ある女性が「歳を取って春みたいな人になった」と言っていた。そして「冬を越えれば春が来るのだ」と。
ああ、わたしも春みたいな人でありたい。

プランターの中でチューリップの球根が、すくすくと芽を伸ばしている。

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