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作業療法士の現状と将来性:収入を上げるための働き方とは
近年、日本では高齢化が進み、リハビリテーションを必要とする人が増加しています。
その中で、作業療法士の需要は高まっていますが、作業療法士を目指す人が増えているのか、減っているのかという点については、地域や年代により異なる状況があるそうです。
🟡作業療法士を目指す人の推移
厚生労働省のデータによると、医療・福祉分野全体での人材不足が課題となる中、作業療法士の資格を持つ人は年々増加しています。
これは、専門学校や大学での作業療法士養成プログラムが充実してきたことや、高齢化社会における職業の安定性があるから。
一方で、働き手が増加することで競争が激化し、待遇や給料に満足できないという声も多いようです…
🟡作業療法士の収入事情
作業療法士の平均年収は、
一般的に約350万~450万円程度
とされています。
新卒から数年の間は特に給料が低く、他業種と比較しても昇給のペースが緩やかです。
また、病院や介護施設で働く場合、施設の収益や規模によって給料の上限が決まるため、収入が伸び悩むケースも多いでしょう。
では、作業療法士になった人は
一生この賃金で働くのでしょうか。
わたしは嫌です。。。
🟡給料を上げるための働き方
作業療法士として収入を上げるためには、以下のような働き方が一般的に言われている内容かなと思います。
1. 専門性を高める
特定の分野で専門性を高めることは、収入アップにつながります。例えば、子どもを対象とした作業療法、小児リハビリやスポーツリハビリなどの分野でスキルを磨くことで、専門性を評価されやすくなります。また、学会発表や資格取得によって実績を積むことも有効です。
2. 独立・起業を目指す
病院や施設での働き方に限らず、自分のクリニックやリハビリセンターを設立することで、収入を増やすことが可能です。しかし、起業には資金や経営の知識が必要であり、リスクも伴います。そのため、なかなかこの手段を取る人はいない印象です。
3. 訪問リハビリに従事する
近年需要が高まっている訪問リハビリの分野は、病院勤務よりも収入が高い傾向があります。
訪問リハビリでは、個人に寄り添ったケアを提供することで利用者からの評価を得やすく、収入面でも大きなメリットがあります。
4. 教育や講師業への進出
作業療法士養成校で講師を務めたり、セミナー講師として活動することで、収入の柱を増やすことができます。教育分野での活躍は、作業療法士としての経験や知識を生かしながら収入アップにつなげられる方法の一つです。
これらの方法で多くの作業療法士や、理学療法士、言語聴覚士さんはステップアップしているイメージが大きいです。
作業療法士の需要は今後も高まると予想されますが、給料面での不満を解消するには、自身のスキルやキャリアを積極的に磨き、働き方を柔軟に変えることが求められる時代だと感じます。
療法士のキャリアアップに悩んでいる皆さんと同じように、わたしも専門性の向上や多様な分野への進出を目指し、自分に合ったキャリアパスを模索していきます、頑張りましょう!!!