#24 キャリアについて考える。
最近転職活動についてふと考えたことがある。
それは
「キャリアって10代からちゃんと考えた方が良い」ということ。
キャリアについては自分もそうだが大体新卒の就活が始まる大学3年生12月〜2月から考える人が多い。もちろんそれ以前にもインターンなりに参加して考え行動している人たちもいるが、往々にしてリクナビ解禁されるこの時期が主流なのではと予測している。
そして「もっと早くから動けば良かった、もっと早く考えていれば良かった」などと後悔する。それもそうだ。キャリアなんてたった3ヶ月〜半年で考えることではないからだ。60代・70代まで根を詰めて頑張る時期について考えるのを、たかだか若い21~22歳から考え始めるのには無理がある。中・高校生から仕事や社会の仕組みがどんなものか、もっと自我が芽生えるあたりから考えた方がより深いキャリアの作り方につながるとすごく信じている(もちろん10代から就活をしろというのではない)。
自分は正直30代になってから社会やらキャリアの流れやらを知ったということがかなり多い。収入だったりキャリアステップだったり自分との適正だったり。本当は新卒就活のタイミングで知っても良いことを、今さらにして知るようなことが多い。
もちろんいつからでもキャリアは立ち直せるし、知らなかったよりは今知って良かったという話になるが、それでもやはりキャリアの作り方を知るタイミングは若ければ若いほど良いに越したことはない。
そうすることで自分の適正にあった企業・業種・職種を選ぶことができ、自分がやり切ったと言える実績を早いうちに作れる可能性が高い。
そのあと独立したり起業したりするにしても、やはり会社員での経験・実績は社会信用・人格形成という点で言えばやはりアドバンテージになるし主軸となることが多い。
自分は今転職活動でいろんな企業・業種・職種を見ているが、もっと早くから動けてたらな〜というのが正直ある。
今まで会社の同期とか大学の友達とかもっといろんな人たちの動向をキャッチしておけば良かったかもしれないが、仕事や社会についてもっと幅広く知っておく機会は課外活動でなく授業の一環として取り入れても良いのでは?と考えてしまう。
まあ内定先決まったらこのnoteでどんな転職活動をしてきたのか・どんな想いでどんな経験をしてきたか赤裸々に書くつもりだが(笑)、それでももっと年取ってしまった時に経験するよりかはまだ遥にマシだったのでは?と思うことにする。
自分に子供ができたら、幼少期にはお金を稼ぐことの意味や大事さを教えて説きたい。10代のうちにアルバイトをさせて、成人になったら完全に自活させ、そして自分の仕事観は?人生観は?についておたがい自己理解していく対話をする。
仕事・キャリアとは人生そのものだし、自分の根っこがモロに出てくるものだと思う。その棚卸しや構築についてはぶっちゃけ20~30代からでもできるが、より豊かな暮らし・人生を作るのであればやはり早ければ早いに越したことはない。そのベストタイミングが、ようやく勉強や部活を通じて社会や人間関係が見えてくる10代なのでは?と思っている。