Wio Extension – RTC Shield for Arduinoの開発2〜基板到着編〜
電源制御モジュールであるWio Extension – RTCを、Arduino基板の上部に重ねるための基板を開発しています。前回は、開発に至った背景、EasyEDAでの基板設計、JLCPCBでの基板発注をまとめました。今回は、到着した基板をご紹介します。
1. 背景と目的
前回記事でまとめています。
2. JLC PCBで作った基板
EasyEDAという基板設計ソフトで設計し、JLC PCBという基板製造メーカーに発注しました。1週間ちょっと待つと、下記の部品が届きました。
自分で設計した部品が、現物として手元に届くと嬉しいですね。
3. 基板レビュー
簡単なレビューをします。
6629669A〜という製造上の管理番号のような印字が、上面にされており、ちょっと気に入らない。下面に印字するよう指示できたのか???
J2の文字が切れている
A4,A5,D0,D1の横にWio Extension – RTC固定用の穴を設けたが、ピン位置と非常に近い。写真左側に基板サイズを延長し、4つの穴位置を全体的に左側に寄せてもいいかも
基板の色に関し、今回は最短納期の緑色にした。+2日かかるが黒色など他の色も指定できる。次は黒色にしたい
4. まとめと今後の課題
Wio Extension – RTCは、電池駆動型IoTシステムにおいて、待機電流を低減させるために本当に便利な部品です。このWio Extension – RTCをより有効活用すべく、Wio Extension – RTCをArduino基板の上部に配置することができる「Wio Extension – RTC Shield for Arduino」を設計しました。EasyEDAで基板設計し、JLCPCBで基板発注することで、個人レベルで安価にものづくりを楽しめることがわかりました。
次は、部品をはんだ付けし、「Wio Extension – RTC Shield for Arduino」を用いた製品設計に進みます。
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