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自作IoTシステムの構築 基礎編11:各部品をどこで買うか?

自作IoTシステムの構築 基礎編』では、私自身の経験をもとに、IoTデバイスを自作するために必要な知識の全体像と、各要素の選択肢や選び方を整理して解説しています。

これまでの記事で、IoTデバイスを作成する上で必要となる各部品の選び方の指針を示してきました。今回は、各部品をどこで買えばいいのか、についてまとめます。


■ 部品購入先一覧

IoTデバイスを作成する上で必要となる部品を、電子部品、構造部品、電池、通信モジュール、SIMに分類し、私がよく利用する購入先を一覧表に整理しました。

部品購入先一覧表

あくまでも、私がよく利用している購入先であり、これ以外にも購入先があります。◎と◯の分類も、ざっくりです。空欄部も、購入できる場合があります。

次からは、部品項目ごとに、主な購入先の特徴をまとめます。

■ 電子部品

◎ スイッチサイエンス

スイッチサイエンスは、M5Stack系マイコンやセンサー、XIAO系マイコン、Arduino系マイコンなど、IoTデバイスに使いやすい部品が豊富でよく利用しています。電子部品単体よりも、モジュールの種類が豊富であり、初心者には使いやすいです。投函対象商品は、税込み3000円以上で、送料無料です。宅配対象商品は、税込み8000円以上で、送料無料です。

◎ 秋月電子通商

電子部品単体がとにかく豊富です。電子部品、基板、コネクタ、電池ボックス・・・安価な部品が揃っています。税込み11000円以上で、送料無料です。

◎ ストロベリー・リナックス

昇圧回路やセンサーなどのモジュールが豊富です。特に、製品在庫が安定しており、試作から量産への移行も安心です。専門的な部品が大半ですが、各部品に説明書がリンクされており安心です。昇圧モジュールやセンサーを、よく購入しています。

https://strawberry-linux.com

■ 構造部品

◎ マルツ

IoTデバイスの構造部品として、タカチ電機工業製(以下、タカチ)の部品をよく利用していますが、マルツはタカチ製の部品が豊富です。構造部品だけでなく電子部品も豊富です。税別3000円以上で、送料無料です。

◎ モノタロウ

モノタロウもタカチ製の部品を含む、構造部品全般におすすめです。種類が豊富です。税別3500円以上で、送料無料です。

https://www.monotaro.com

■ 電池

◎ Amazon

IoTデバイス電源として、ニッケル水素電池を選んだ場合、Amazonが種類が豊富です。色々と電池メーカーがありますが、参考までに、私は、Panasonic製のeneloopシリーズや、Bonai製を使用しています。

■ 通信モジュール

◎ SORACOM IoT ストア

ソラコムで、通信モジュールを購入できます。

ソラコム以外では、スイッチサイエンスでM5Stamp SIM7080G搭載 CAT-M モジュールが、マルツでSIM7080G CAT-M UNITが購入できます。

■ SIM

◎ SORACOM IoT ストア

ソラコムで、IoT SIMを購入できます。(日本を含む)グローバル向けSIMと日本国内向けSIMと2種類あるので、この点に注意下さい。

■ まとめ

本記事では、私がよく利用する購入先を、電子部品、構造部品、電池、通信モジュール、SIMに分け、それぞれまとめました。自作IoTデバイスの作成される方の参考になれば幸いです。次は、クラウドの選び方をまとめるつもりです。

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■参考
・自作IoTシステムの構築 基礎編の各記事を、マガジンにまとめています。


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