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【おすすめ本】一生の宝ものとなった絵本〜ちいさいおうち〜

今回は、ひとつの絵本が人生の長きにわたって関わり続けるお話です。

絵本『ちいさいおうち』は、家そのものの視点から語られる独特な物語です。物語は、緑豊かな丘の上に建てられた小さな家が、時の流れとともに周囲の環境が変わっていく様子を通じて展開されます。

著者は、アメリカの作家ヴァージニア・リー・バートンで、日本語版は岩波書店から出版されています。バートンは1909年にアメリカ合衆国マサチューセッツ州で生まれ、イラストレーターとしても高く評価されています。彼女の作品には、シンプルでありながらも深いメッセージが込められており、子どもたちのみならず大人にも愛され続けています。

あらすじ

小さな家は、最初は自然に囲まれた静かな田舎に立っていました。そこでは四季折々の美しい風景を楽しみ、住む人々が家族としての日々を穏やかに過ごしていました。しかし、時が経つにつれて、周囲には都市化の波が押し寄せ、家の周りには高層ビルや騒がしい街の音が増えていきます。

この変化の中で、家はかつての静けさや住む人々との温かい時間を懐かしみます。家というモノが感じる孤独や寂しさ、そして住む人々が変わりゆく環境の中で持つ様々な感情が織り交ぜられ、物語は進んでいきます。

ちいさいおうちの中盤まで

最終的に、家は再び愛情に満ちた家庭の中心としての役割を取り戻すことになります。この物語は、時間の流れとともに変わることのない家族の絆や、家そのものが持つ永続的な価値を丁寧に紡いでいます。

最後はハッピーエンド

著者の想い(あらためてAIさんに聞いた結果)

『ちいさいおうち』の創作において、バートンが意図したのは、時間の流れと人間の営みがどのように環境に影響を与えるかというテーマを探求することでした。また、自然と都市化の対比を通じて、変わりゆく社会の中での家族や家そのものの価値を再確認することを目的としています。バートンの作品は、彼女自身の自然に対する愛情と、変化の中で失われがちな大切なものを守りたいという思いが色濃く反映されています。

私の人生におけるこの本の意味

上述の著者の想いは改めて今回AIに書いてもらったのですが、その想いは人生の50年をかけて私の腑に落ちていたんだなあと感じます。

  • 幼稚園時代:
    「なんとなく好き」な絵本(何度も読み返した記憶…)
     ↓ 時を経て ↓(この間に紛失!)

  • 入社時(20代):
    本に書かれているような「家」を作る会社に入社。
    無意識に幾多ある会社の中でここを選んだのかも?
    (ハウスメーカーってことですww)

  • 業務改革主導期(40代):
    住む人に愛され続ける家を建て、一生のおつきあいができる会社でありたいとの想いを強くした時に、本のことを鮮明に思い出しました。
    (改めて買い直し!こればかりはKindleではダメ)
    娘も喜んで読んでいましたっけ…(彼女の名前のシールが本にww)

  • 勤め人最終期(50代)〜現在:
    モノの気持ち・ひとの気持ち・紡がれていくものがたりに惹きつける力があるのであって、モノの機能性能が良けりゃいいという話ではないことに思い至ります。
    ここからは、魅力的な仕事のしかたや生きかたってなんやろなと考える日々です。(人生まだまだおもろいなあ!)

人生の後半まで、愛し続ける・役立ち続ける絵本て、なかなかないですよね。いい本に巡り会えてよかったです。


今回もご覧いただきありがとうございました。m(_ _)m
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