ルール破ってもマナー守らんと

東京で4度目の緊急事態宣言が発令になった。

ちなみについ先月まで私の住む地域も宣言下にあった。確かに宣言も何度目かになって「あ、またか」感は否めない。もう4回目なのだけど、テレビのニュースなんかでは、苦しむ飲食店の声であったり、街頭インタビューを受ける人の受け答えなんかがこれまでの宣言時と同じような雰囲気で報道されているように感じる。

「路上飲み」たる言葉も最近よく聞くようになって、その様子を映像で捉えていたり、路上飲んでいる若者（に限らんのだろうけど）のインタビューも増えてきた。

なんだかなぁと思うんだけど。

いや、路上飲みね。

路上飲み自体をどうこうは言わんですけど、ゴミとか捨てなや、と思います。率直に。

僕もテレビで映っているような彼らと同年代の頃、歩くナイフと言われないまでも今なんかよりも断然に尖り倒しておりましたから、彼らの憤りや思いはなんとなく分かる気がするのよ。

よく実態も分からない得体の知れない上の方の人が決めたようも分からんことを右にならえでなんで素直に聞かんといかんのかと、なんで僕たちばかりこんな我慢せんとならんのやと。

路上飲みしてる人たちと話したことないからどう思ってらっしゃるかは実際分らんけど、僕が彼らの年頃で今生きとったらそんな風に思いそうな気がする。

とはいえ、感染症がどうこうとかは置いておいても、当時も今も誰かに迷惑をかけるのはアカンって思うから、ゴミとか捨てるのはアカンと思うよ。

街頭インタビューで、今回の宣言についてどう思いますか？って聞かれてた人は顔を出して自分の年齢（年代）や職業まで晒したうえで自分の意見を発しておられる方が多いけど、路上飲んでる人はたいてい顔映ってなくてもちろんそれ以上の情報はないまま、「緊急事態宣言？おれらには関係ないっすよ笑」という調子なんだよなあ。

これについても、メディアの色んな思惑とか事情とかあるんで素直にそのまま受け取らんほうがええんでしょうけど、にしてもそうなっとること自体についても、なんだかなあ。

ロックの神様が言うてました。

「ルール破ってもマナーは守れよ」

これが全部です。