お医者さんの話-病院で出会った人たち-
病院で出会った人たちの話、お医者さん編です。
病気を治すため真正面から働いてくれているのはお医者さんです。息子が直接お世話になった先生はもちろんのこと入院中に老若男女様々な先生に会いました。
回診の話
病棟内には、予定されている処置や説明のために、また平日は毎日何度かの回診に、たくさんのお医者さんがきてくれます。
回診時、息子とは違う病気でかかっている子のところには別の科の先生が、また複数の科をまたぐ入院をしている患者さんのところには色んな科の先生がひっきりなしにきます。
(科によってはたくさんの先生がきてみんなで盛り上がっていくので、最初少し怖かったです。。)
息子の病気の治療に手術の必要がまだなかったので、訪ねてきてくれるのは血液科の担当の先生たけだったので、他の科の先生が来て、世間話も含めやり取りの内容がかなり違うのが聞こえてくるのは新鮮でした。
息子がお世話になった先生の話
息子が直接お世話になったのは主治医の先生を中心に血液科の先生たちと当直の先生です。
主治医の先生が短期でお休みの間や研修中の先生が主治医の先生の下につくようになってからは、主治医以外の先生が息子にもついてくれました。
息子は人の選り好みが激しいのか、副作用の影響なのか、敏感なのか、先生ごと対応が違いました。
相対的に女性の先生の方が早くからうちとけられていたようでした。
最後に担当してくれた先生には中々打ち解けられず、私ばかりが相手をしていて申し訳なかったです。
息子の場合、日中は何かあれば血液科の先生が対応してくれましたが、いないときは当直の先生が担当してくれます。
体調不良の状態により、必要に応じて看護師さんから医師に連絡がいってかけつけてくれるのですが、その登場が息子には突然すぎました。
何度かかかりましたが、体調不良の状態で突然知らない先生に来られても冷静に対応できず、嫌だなんだと大騒ぎしてまともに診察を受けれずいつも申し訳なかったです。
主治医の話
入院の初日から退院後もお世話になっている主治医の先生ですが、小児科医にしては少しクールな男の先生です。
患者に優しく話しかけにきてはくれますが、その子どもが返してきた返事に対する反応が、あれ?とつれなく感じることがしばしばあります。
反対に私にしてくれた説明はどれもわかりやすく、息子の病気には精通されていて頼もしかったです。
そんなこともあり、最初息子は先生とのやり取りを少し怖がっていました。そこで、思いつきで
主治医の先生、メガネイケメンのスーパードクターだと思わない?
と刷り込むことにしました。息子もゴッドハンドに担当してもらう方が嬉しいと思ったか、段々納得し出しました。
2人の間では主治医はしばらくスーパードクターでした。
治療は進み、他の先生にも対応してもらうようになると息子の体感としてみんなそれぞれうまい部分があるから、主治医の先生スーパードクターやゴッドハンドは言い過ぎかもとなってきました。
でも、息子の主治医の先生は息子にとってベストドクターです。