復学支援会議の話
今回は息子が小学生でありながら長期入院をしたからこそ経験したと思う話です。
本退院まで1ヶ月が切った頃、病院併設の小学校(支援学校)の一室で息子のための復学支援会議というものが開かれました。
参加者は、
支援学校の教師 3名
地元校の教師(zoom参加) 4名
医師、看護師 3名
理学療法士 1名
支援員 1名
本人(zoom参加)、父(zoom参加)、母
開催の趣旨としては、長期入院が終わりに近づいてきて地元校に戻る目処がたったが、戻るにあたり医療的な注意事項などがあり地元校に引き継ぐ必要があるためその共有といったところでしょうか。
開催までの道のり
最後の治療がいつまでになるかの目安を主治医に確認できたら院内学級の担任の先生に伝える
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私から地元校の先生に復学支援会議を医師の都合を最優先で日程を組んでになるが行いたいと連絡する
並行して院内学級の担任の先生と面談し会議で伝えたい内容の確認をする
↓
支援学校のコーディネーターの先生が医師に日程の確認をし病院内の調整し結果の連絡をもらう
↓
私から日程を連絡し、その後のやりとりは各学校の先生同士で行う
会議の内容
医師から病気についての話や注意点を説明してもらいました。
息子の場合は特に制限なしで大丈夫だけど、感染しやすいので感染症の流行と転倒による骨折のリスクがあるのが要注意、という内容でした。
看護師さんから、
退院すれば昼の薬はないはず
宿泊の行事のときはまた別途相談
病気の説明は児童には特別行わない、もし説明が必要なら本人保護者に相談のこと
体力がない、疲れやすいのてわ体育は見学から 徐々に参加が望ましい
という内容が
理学療法士さんから、
筋力がなくなっているので、学校内での活動時間を重視するなら、最初のうちは車通学、階段の昇降時にエレベーター使用が望ましい
という内容が。
上記を病院関係者の皆さんには説明していただきお仕事に戻っていただきましたが、会議の方引き続き学校生活の具体的な注意点の話など話がうつりました。
車、エレベーターの使用は良いか
クラスで感染症が出たら連絡もらえるか
帽子をかぶったままで良いか、
席は廊下側で良いか、
最初は1時間からで良いか、
給食はどうするか、
保護者は待機してほしいは可能か
車椅子の貸し出しは必要か、、などなど
始まるまでわからないけどとりあえず夏休み明け最初の日までに退院できていれば車で登校して私は別室待機ということで、会議は終了しました。
4年生から5年生に切り替わるタイミングで担任の先生がかわり、地元校とのやりとりは副校長先生としていました。5年生の担任の先生も出てくれていましたが初めて見る顔もありました。
1時間ほど息子のためだけにたくさんの人に集まってもらいとてもありがたい限りでした。
息子はzoomで病室から最初から最後まで話を聞いて時々発言していましたが、病室に戻ると疲れが酷かったです。
会議後の動き
一度出てしまって戻るときにもエネルギーがいります。会議の日、私もどっと疲れましたが、事務手続きや地元校とのやりとりは残ります。
会議の前に支援学校の転出の手続きが済んでいて、次の日に転入の手続きに区役所に足を運ぶ必要がありました。
その手続きをもって地元校に足を運びさらに副校長先生と面談をしてもらいました。
復学時の本人の回復次第のところもあったので、本退院後にもう一度担任の先生との面談をしてもらうことになりました。
復学予定日4日前に本退院となってしまいましたが、その翌日の3日前に息子となぜだか次女と一緒に学校にいき5年生受け持ちの先生たちと面談をしてもらいました。
体力や筋力の低下はまだ回復まで時間がかかるものの、日に1時間程度座学への参加や、学校までの移動を車でしたり、教室のある4階まではエレベーターを使用すれば通えるであろう、あとは始まってみないとね、というところの確認ができました。