#14 維持療法6ヶ月目の話-不調→不調→不安からの鶴の一声
息子の治療の方も在宅に切り替わり6ヶ月目に入っています。
しばらくは調子良く過ごしていましたが、徐々に体調不良が増えました。
5ヶ月目の前半は
4ヶ月目に訪れた劇的ビフォーアフターのような目に見えるような変化があったわけではありませんが、
待ちに待ったクリスマスを楽しく過ごし、
冬休みには、しばらく会えていなかった友だちに会ったり、いとこたちが遠方から遊びにきて色々まわったりお泊まりしたり、
普段以上に楽しく年末年始を過ごして、
冬休み明けてからも、
学校に行ける日は元気に通っています。
1月からは土日に週1ペースでチームにも合流し、スポーツも本格的に再開する気持ちが戻ってきました。
オンラインゲームもたくさんしますが、外遊びの回数も増えました。
冬場は感染症流行期
体調の話
先々はよくわからないけど、大丈夫そうなら色々やっていい、ってことで維持療法を乗り切ろうと過ごしています。
主治医から感染症にはくれぐれも気をつけて!とは言われてますが、
冬場は感染症が流行ります。
年明け以降、学校や世間でインフルエンザが流行し、
息子のクラス、学年でも大流行で学年閉鎖になった時期もありました。
最近はコロナの話もまた聞くようになりました。
しかし、息子の活動範囲が普段通りに近づいてきているせいで、以前ほど過度に気にかけなくなってきました。
例えば、若干の不調はありましたが、雪遊びの誘惑には勝てず、しっかり遊びました。
だからなのか、、
咳、鼻水、くしゃみ、吐き気、下痢、頭痛
どれもずっと続くわけでもなく、程度が酷いわけでも高熱が出るわけでもなく、
"風邪をひいてしまったかもしれない??"
状態が消えては訪れます。
風邪症状ならかかりつけ医へ、と向かいますが、そこでもやはり、まあ大したことはない、と。
不調が続くと本人不安ばかりが募ります。
不調から良くなっていくうちは良いですが少し続くと、
再発しているかもしれない。。
息子の中で不安が広がります。
そして不安が伝染し、私も色々考えます。
抗がん剤の量が調整され、それまでに比べて白血球の数が減っている中で、
少し良くなって一応体が動くから、と不調の中体を動かすと新たな風邪をもらうが、白血球が少ないから処理に時間がかかってる??
それとも薬の副作用?
白血球だけでなく、赤血球に影響が出ていたりして??
などなど。
気を取り直し、血液検査に答えがあるはず、と定期検査に臨みます。
血液検査の推移
この時期は3回血液検査をしました。
今臨んでる維持療法では抗がん剤を2種類使い白血球数を調整してますが、治療を初めてから初めて、
息子の主治医が考える維持療法期間中の白血球の理想が"2600"
を年初に叩き出しました。
そのとき、
"これで大丈夫なはずだから次まで最大6週間開けて良いですよ"
と外来の間隔を広げる提案をされることになりましたが、少し複雑でした。
本当に??
病院の間隔があくと、治療へ後ろ向きになったり心配なことが起きたりするので、結局予定通りの4週間後に設定してもらいました。
その間、前述の通り不調からの不安ですっかりこじらせてました。4週間でも心配症の息子には長く感じていたので良かったです。
最新の血液検査の結果から
今日の血液検査の結果、
白血球の数微増、赤血球血小板正常、肝機能の値は上昇、
をうけて主治医より、
"肝機能については慣れてくれば落ち着く、
血液検査の結果は特に問題なく安定、
各種の不調は肝臓からくる"
と。
主治医からそう言い切ってもらったので、不安が消え、自信を取り戻したようです。
さすが息子のベストドクターです。
この血液状態で毎日元気いっぱいに過ごす、はやはり欲張りなんだろうな、と、
そう言ってしまうと少し寂しい気もしますが、
たとえ体調不良の日があっても次の日には前の日より元気、は素直に嬉しいです。
そして、主治医の鶴の一声により平静を取り戻す息子。
またしばらくは"疲れたら休む"日々を喜んで送りそうです。
休む🟰家でゲームするではないと理解したと信じたいですが、果たして。