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すゆあんの物語“クリスマスのケーキ屋さん”
こちらはすゆあんが作るどうぶつたちの物語を綴るページです。
今回はくまクリ展用に制作した2匹のクッキーくまのお話📓
(作品は完売しています)
クリスマスのケーキ屋さん
12月。
この時期のケーキ屋さんはいつもより大忙し。
この街のケーキ屋さんも
毎日朝から晩まで働いていました。
気がつけば今日はクリスマスイブ。
「今年も沢山作ったなぁ、さすがにくたくただ。。。」
ケーキ屋さんは厨房の椅子にこしかけると
そのまま眠くなって寝てしまいました。
ケーキ屋さんが深く眠ってしまった頃、
その様子を上空から見守っていた天使たちがお店に魔法をかけました。
すると、
お店に陳列されていたクッキーが光りだし、
2ひきのクッキーくまが生まれました。
2ひきはすやすやと寝息を立てているケーキ屋さんを見て言いました。
「このひとがぼくたちを作ってくれたんだね」
「頑張っていたからなにかプレゼントをしたいな」
「「そうだ、クッキーを作ろう!」」
小麦粉と砂糖、バターに卵も忘れずに。
2ひきは手分けして材料を持ってきてクッキー生地を作り始めました。
生地ができたら型抜きをしてオーブンに入れます。
焼き上がったクッキーはとってもいい香り。
アイシングをして出来上がり♩
「おいしくできたね」
「喜んでくれるといいなぁ」
チュンチュン…
チュンチュン…
クリスマスの朝。
鳥の声となんだか美味しそうなにおいで目が覚めたケーキ屋さん。
「ふぁ〜、、ついつい寝てしまった。
ん?これはなんだろう?」
目の前にはツリーとプレゼントボックス型の
アイシングクッキーが置いてありました。
とっても美味しそうなにおいにつられて思わずパクリ。
口に入れた瞬間からみるみる笑顔になって
美味しくて食べる手が止まりません。
昨日までの疲れもいつの間にか消えていました。
「よし!今日も頑張るぞ!」
そう言って、今日もケーキを焼くケーキ屋さんでした。
。❅°.。☃゜.❆。・❅。.。❅°.。☃゜.❆。・❅。.
それを見ていたクッキーくまたちも
喜んでもらえてとっても笑顔です。
「そうだ!まだクッキーがあるからだれかに配りに移行」
「いいね!」
そう言って2ひきは
クリスマスの街にでかけていくのでした。
《おしまい》
この後、街でnonpickaさん作のツリー役のくまちゃんに
出会うのかなと想像しました☺️
ここまで読んでいただきありがとうございました!
素敵なクリスマスをお過ごし下さい☃︎。*❅
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