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2024.11.14 プロフェッショナルって何だろう

この日は仕事をしていて、プロってなんだろうなぁって考えてしまった。

きっかけは先輩とお客さんのやりとりだった。
先輩が担当するシステムで障害があり、お客さんに報告するオンライン会議に私も参加していた。
話を聞いていると、先輩としては障害の原因はこれ以上調査してもわからないから、これ以上の調査は必要無いと言う事をお客さんに話したかったらしい。
しかし、お客さんはその回答に納得できず、さらに調査をせよ、と指示をし、先輩はそれに従うという事で話が決着した。

こうやってお客さんにやり込められる場面ばかり、今の現場では遭遇している。
本来、私たちがお客様に任せられている分野は、私たちがその道のプロとしてお客さんに説明をし、プロの対応に納得してもらえるのが理想なんだと思う。
今の現場ではそれが破綻している。

もちろん職場には知識を持った方はいらっしゃるけれど、そんな方々はこのお客さんとの関わりはもう持っていない。現場で任されている先輩や私のような人間がきちんと対応する事を求められている。
そして、お客さんにやり込められた会議の後で、会議中はあんな事を言われたけれど、適当に対応してお茶を濁して終わりにする、としている姿を見させられている。
果たしてこれはプロなのかなぁ、と考えてしまう。

私自身は今の現場でプロとして振る舞えていない事を強く自覚している。自分の悪い癖で、つい周囲に学ぶところを成長のきっかけにしようとしてしまい、自分なりの考えを持とうと出来ていなかったのが入社してからの二年間だったと反省している。
そして、転職前にも目の前のタスクをこなす作業者としての立場で満足してしまい、その現場で求められるプロとしての振る舞いをするために必要な事は何だ?と考える事をしてこなかった。

頼りになる先輩がいてくれたらなぁと他力本願でばかりいたら、そこで自分の成長は止まってしまう。
まずは自分なりに考えたプロの姿に近づけるような対応を積み重ねていかないと、先輩のようにお客さんにプロとして認めてもらえず、信頼されずに、仕事が増えていくばかりになるんだろうな。
今は先輩の行動も参考にさせてもらいながら、自分なりにプロとしての在り方を地道に考え続けなきゃ。

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