【宮ぽた ep12《富士山麓を西から東へ!富士宮横断ライドに挑む!》】SURUGA Cycle Journal Vol.102
富士宮市さんとのコラボ企画「宮ぽた」。
E-BIKEのまち富士宮を気ままにポタリングします。
2021年から毎月お送りしてきた「宮ぽた~E-BIKEのまち富士宮を、気ままにポタリング~」も、いよいよ最後の12回目がやってきました…!
最終回を飾る4月の宮ぽたのテーマは富士山麓の横断ライド!お出かけにもサイクリングにも心地いい季節になってきました春の富士宮で、広域コースに挑戦します。
ナビゲーターは富士宮市役所職員の木ノ内さん(左)とセルナルドさん(右)コンビです。
今回は「MT. FUJI SATOYAMA VACATION」さんからスタートしていきます。
2021年3月にオープンした1日2組限定のプライベートグランピング施設で、E-BIKEのレンタルもされています。ここでは、オフロードタイプのE-BIKEをお借りしました。
以前の宮ぽたでも立ち寄らせていただいたのですが、木のデッキが少し広くなりました。今日は雲が富士山を隠してしまいましたが、晴れた日には正面に富士山を一望できるデッキです。
最初に訪れたのは「富士山北山ワイナリー」さんです。2020年にできたばかりの店舗で、富士宮産にこだわったワインを製造・販売されています。
鯉のぼりもありました!
「富士山北山ワイナリー」さんはワイン用のぶどうを栽培するところからこだわっています。
自家農場に植えられているぶどうの木は約1,500本。農薬や化学肥料を使わず、製造も赤ワイン・白ワインでそれぞれこだわりの仕込み方法があるのだそう。
販売されているのは赤ワイン「富士の夢」、白ワイン「北天の雫」。霊峰富士のミネラル分豊富な土と水で育ったワインぶどう100%で造った、希少な日本ワインが味わえます。
さて、続いては「いでぼく」さんにやってきました!
牛たちがのびやかに過ごしており、自慢の生乳を使った牛乳やジェラートが味わえます。
これは食べない手はないですよね。
人気No.1の「ジャージーアイス」やホルスタイン牛乳風味が生きた「ミルクアイス」等さまざまなフレーバーに目移りしてしまいます。
また、飯ごうを使った伝統製法で焼き上げる数量限定「まかないパン」も人気です。おいしいものづくしの「いでぼく」さんでした。
続いてのスポットは「Farm House コウ」さんです。農家をされているオーナーさんが運営する『農家民宿』です。
宿泊は、1組4名限定の民宿で、天井が高いダイニングに和室、バルコニーまで!さらに、畑で収穫した旬の野菜を使ったお食事をいただけるというのが嬉しいところ。これが『農家民宿』の魅力です。
ちなみに、ランチに行くこともできます。1日1組限定です。
お越しの際は、お電話で予約をしてください。
気がつけばもうお昼の時間!「富士山にこにこ長屋」さんでお昼にしましょう。看板からもビンビン伝わる!富士宮やきそばが絶品のお店です。
もう、お腹ペコペコ…
それではさっそく「いただきまーす!」富士宮やきそばは肉やイカ、キムチなどバラエティ豊かなメニューが勢揃い。定食やお好み焼き、もんじゃなどの鉄板焼きもあり、ランチに訪れる地元の方を多くお見かけしました。
やっぱり本場の富士宮やきそばは一味違いますよ!
続いては「村山浅間神社」にやって来ました。八重咲きの桜が咲いていました。
村山浅間神社は「世界文化遺産・富士山」の構成資産です。
「構成資産って何?」という方に、少し補足を。
構成資産とは、富士山が「信仰の対象」「芸術の源泉」となった価値を具体的に証明できる文化資産のことで、富士山は25か所の構成資産と全部あわせて『世界文化遺産』なのです。
※静岡県スポーツ文化観光部富士山世界遺産課より
https://www.fujisan223.com/reason/kouseishisan/
では境内へ。ぽってりしている狛犬にちょっとほっこり。
村山浅間神社はかつては興法寺(こうほうじ)と呼ばれていました。神を祀る浅間神社、仏を祀る大日堂、末代上人(まつだいじょうにん:平安時代の僧)を祀る大棟梁権現社(だいとうりょうごんげんしゃ)の3つのお堂があり、現在の境内には天然記念物に指定されている御神木のイチョウがあり、垂れ下がっている大きな気根(きこん)は「乳」と呼ばれているそうです。
また、当時の水垢離場(みずごり)が今でも残っています。富士山に入る前に山から湧き出る神聖な水で罪や汚れを洗い落とし、身を清めたと言われています。
さて、続いては「Forest Garden 土のうえ空のした」さんにやって来ました!なんだかほっこりするような名前ですね。
こちらでは引き馬体験に挑戦しました。スタッフさんに手綱を引いてもらい、緑豊かな敷地内を10分ほどの乗馬が楽しめます。
※体験コース、メニュー等の詳細はお店にお問い合わせください。
お馬さんのちょっとした仕草もとてもかわいいです。白い子は少し眠たかったらしい…
それではさっそく、ゆったりとお馬さんに揺られて…それにしても、敷地内の景色が本当に綺麗ですね。こちらはパーマカルチャー(人間が暮らし、関わる自然環境をデザインする)の手法を用いて森を開拓・再生した7,000坪の広大なフィールドです。
さて、「Forest Garden 土のうえ空のした」さんで乗馬を楽しんだあとは、カフェスペースに行ってみましょう。
残念ながら撮影日はカフェがお休みでしたが、中を少しご紹介!
窓が多い日当たりの良い店内に心もほっこり。2階には外の景色を楽しむソファーの席もありました。
3階は展示スペースになっています。期間によって展示が入れ替わっていくそうで、この日は子どもたちが描いた作品が飾られていました。タッチや言葉にセンスを感じます。
この他にも、「Forest Garden 土のうえ空のした」さんではワークショップやイベントも定期的に開催されています。
さて、いよいよ横断ライドの終着点にやってきました!富士宮を飛び出して、裾野市の「十里木高原(じゅうりぎこうげん)ススキ広場」です。
こちらは富士山麓と愛鷹山との間に広がる標高900mの高原。春夏は緑豊かで、秋冬はススキが一面に広がります。季節の変化が楽しめそうですね。
あら…木ノ内さんが手のひらサイズになってる!
今回は「雲上(うんじょう)かき氷/UNJYO COFFEE」さんでゴールを飾りましょう!1年中いつでもふわふわかき氷が食べられるお店で、以前の宮ぽたでも立ち寄りました。
そして見てくださいこのボリューム!バラエティ溢れるメニューとふわっふわの大きなかき氷の魅力で、夏には大行列ができるんですって。富士山の雪解け水「雲上水」を使っているのが富士宮ならではですね。
注文したのは「デコポンヨーグルト」と「いちごスペシャル」です!大満足!
最後の宮ぽたは富士宮広域を横断するポタリングをお届けしました。春らしい景色も見られ、サイクリング時に立ち寄りたいおやつスポットも満載でした。アクティビティを通して、グルメや歴史のあるスポットでいろいろと楽しむことができました。ありがとうございました。
12回にわたってお届けした「宮ぽた」お楽しみいただけたでしょうか?
「宮ぽた」は、今年度もエリアを広げて、「富士山一周サイクリング」や「ヒルクライム」、まちを飛び出して、富士宮市の走って楽しめるスポット、グルメ、風景などなど、自転車ならではの魅力を発信していきます!
楽しみに待っていてくださいね~!