【宮ぽた ep11《朝霧高原のんびり旅!富士山とソフトクリーム巡り》】SURUGA Cycle Journal Vol.100
富士宮市さんとのコラボ企画「宮ぽた」。
E-BIKEのまち富士宮を気ままにポタリングします。
今回の宮ぽたは、3月の朝霧高原です。朝霧高原といえば、遊びにグルメにアクティビティ、さまざまな富士宮の魅力がぎゅっと詰まった場所です。おいしいスイーツや動物たちとのふれあいなど、心躍るのんびりポタリングになります。
今回のナビゲーターは富士宮市職員の佐野さん(左)と臼井さん(右)の仲良しコンビ。元気いっぱいのおふたりの誘いで、最高に盛り上がった朝霧高原の旅、お楽しみください。
スタートは「あさぎりフードパーク」です。E-BIKEはこちらでレンタルしましょう。富士山ブルーの綺麗なE-BIKE、乗り方もレクチャーしていただき、さっそく出発です。
これから、あさぎりフードパークにあるお店をどんどんご紹介していきます。まずは「牛乳工房 朝霧乳業」さんです。有名なあさぎり牛乳やソフトクリームなどを堪能できます。
朝霧乳業さんは『富士山に一番近い牛乳工場』として、静岡県の一大酪農地帯である朝霧高原で牛乳をつくることに強いこだわりがあります。
生乳の濃厚さと後味のさっぱり感が印象的なあさぎり牛乳の試飲をしたり、牛乳ソフトをいただいたり…スタートから幸せ気分いっぱいです。
他にもあさぎり牛乳を活かしたバターキャンディやクッキーなどがあり、お土産にもGOODです。
あさぎりフードパーク散策2店舗目。こちらは「お茶工房 富士園」さんです。
朱色の傘の腰掛けがあり、茶屋ならですね。
まずは富士山の地下水で淹れたお茶を試飲させていただきました。富士園さん一押しの深蒸し茶です。
深い緑色が綺麗ですね。キリッとした苦味の中にまろやかな甘み。生産農家さんがこだわった「味と香り」を感じます。
瀬戸焼のオリジナルカップに描かれた富士園さんのロゴは一見富士山…?いや、富士山がお茶を飲んでいる!
ころんとしたデザインの急須やかわいらしいパッケージのティーバッグなど、お茶の時間にちょっと嬉しい気持ちをプラスしてくれそうです。
あさぎりフードパーク散策3店舗目!続いては「菓子工房 上野製菓」さんです。朝霧高原の老舗和菓子&スイーツのお店です。
看板商品は「精進川羊羹」。ブルーに富士山が目立つパッケージです。
原材料は砂糖、小豆、寒天、水飴のみで、昔ながらの食感の良い本練り羊羹。昭和52年に全国菓子大博覧会にて名誉総裁高松宮賞(最高位)を受賞した代表的な銘菓です。
カラフルに並んでいるのは「朝霧みるく羊羹」。手のひらサイズのひとくち羊羹で、「高原みるく」「お茶みるく」などパッケージも味もさまざまでかわいい!「ふじのみや名物土産」にも認定されたイチオシの逸品です。
あさぎり牛乳を使った「高原プリン」も人気です。
あさぎりフードパーク散策4店舗目。続いては「芋工房 かくたに」さんです。
干し芋製造工房としてスタートし、現在は富士宮産の6種類のさつまいもを使ったお菓子を販売しています。
富士宮市は富士山の火山灰土の土壌を生かした、さつまいもの栽培が盛んに行われていることは、ご存知でしたか?
かくたにさんのイチオシは手作り芋けんぴ。
5mm角の細切りで食感にこだわり、蜜をパウダー状に纏わせて、新しい食感でさつまいもの味を楽しむ芋けんぴ。売り切れも続出の人気商品です。
焼き芋も販売されていて、あつあつの焼きたてが買えました。ねっとり甘い焼き芋、控えめに言わずとも最高です。
ところで、お店の前に置いてある三角コーンが気になる…牛柄と焼き芋柄、素敵なセンスです。
続いて、あさぎりフードパーク散策5店舗目。最後は「酒蔵 富士正酒造」にやって来ました。慶応2年(1866年)創業、創業から約150年の酒蔵です。
富士山の湧き水をより品質よく使える富士宮は、酒造りには最適な土地です。
イチオシは黒いラベルが目印の「朝霧蔵出 純米大吟醸」。 平成23年に発売された「朝霧蔵出」シリーズの中でも最高峰のお酒だそうです。
さらに!土日祝日限定で無料の酒蔵見学ツアーにも参加できます。冬の時期は、運が良ければ仕込みの様子が見られるかも!?という季節のお楽しみもあります。
富士山の恩恵を受ける富士宮の強みをしっかりと活かした酒蔵にぜひいらしてくださいね。
さて、次のスポットを目指して暫しサイクリングを楽しみましょう。朝霧高原は景色を遮るものがなく、見晴らしがいいのが良いですね。
わずかですが富士山が見えます。本当でしたら、ここで大きくドーンと富士山が見えるはずでした。
ぜひ、晴れの朝霧高原に来てくださいね。綺麗な富士山の景色って本当に感動しますよ。
さて、次のスポットは「ファーマーズキッチン えいちのむら」さんです。今日はこちらでランチです。
ですがその前に。2021年に「朝霧高原 英知の杜キャンプ場」がニューオープンしましたので、まずはそちらに行ってみましょう。
「プライベート イズ ラグジュアリー(他のサイトから離れた贅沢を)」というテーマで、日常から離れプライベートを楽しむためのキャンプサイト。
静かに過ごす為『1サイトで最大利用人数は3人まで』などのルールがあり、森の中プライベートキャンプを心ゆくまで楽しめる工夫がされています。周りの音を気にすることなく、春夏秋冬の景色を楽しむプライベートサイトなのです。サイトはA1〜A6まで6か所です。
富士山が、もう少しで見えるところでした。惜しかったです。晴れの日は、このキャンプサイトの位置が最高のロケーションになるはず。
さて、いよいよ「ファーマーズキッチン えいちのむら」さんで、ランチです。
お店の前にはしっかりサイクルラックもあります。木に吊されたブランコに乗って大はしゃぎ、童心に戻ってしまいました。
ランチの定番は自家製季節のオーガニック野菜を使ったランチプレート!本日のメインは、手ごねハンバーグorちだいの塩麹焼き。
手書きのメニューっていいですよね。
彩り豊かな野菜たっぷり、優しくて大満足のランチです。デザート付きも選べます。
薪ストーブのあるログハウス風の店内は不思議とゆったりとした気分に。また、サイクリングの休憩にも食べられるソフトクリームなどの軽食も販売されています。
さて、お腹も満たされたところで午後も元気に行きましょう。午後一番にやってきたのは「松下牧場」さんです。ついに富士山がお目見えです。
こちらではヤギさんに餌をあげることができます。
みんなものすごい勢いで集まってくれます。餌を指でつまんであげると、手を噛まれてしまうことがありますので、餌は手のひらに乗せてからあげてくださいね。
生まれたての子ヤギちゃんもいました。
さて、続いては「朝霧自然公園(朝霧アリーナ)」へ向かうこの気持ちいいほど真っ直ぐに続いていく道路を走っていきます。
国道139号線から朝霧アリーナ方面に入る道路はひたすら一直線。途中から、かなり厳しい上り坂になりますが、ここはE-BIKEの本領発揮です。
朝霧アリーナは、富士山西麓に広がる緑豊かな朝霧高原にある総面積約10万㎡の自然公園。遮るものが何も無いので富士山のロケーションは最高!のはずでしたが、またもや、残念です。
毎年ここで『朝霧JAM』という野外ライブが開催されています。今年10月、実に3年振りの開催が決定したそうです。
朝霧JAMについてはこちらをご覧ください。
https://asagirijam.jp
続いては国道139号線を北上していき、花と鳥の別天地「富士花鳥園」さんにやって来ました。全天候型の空調ハウスの中で咲き誇る花々と鳥たちとのふれあいを楽しむことができます。
入口でチケットを…と思ったら既にそこに可愛いフクロウが!
富士花鳥園さんでは世界のフクロウが約30種約70羽、その他にもさまざまな動物を見ることができます。最近エミューの赤ちゃんが生まれたばかりで、ウリ坊柄の赤ちゃんたちがいっぱいいました。
園内ではバードショーやフクロウの腕乗せ体験が開催されます。登場したのは、クロワシミミズクのカルラくんです。カメラ目線が苦手というカルラくんですが、凛々しいお顔がチャーミング。
その他にも体験イベントがたくさん。花と鳥の楽園で別世界を体験してみませんか。
最後のスポットは「道の駅 朝霧高原」さんです。大きな時計塔が目印!こちらでもE-BIKEのレンタルをされており、外にサイクルラックもありますよ。
朝霧高原のお土産や野菜の直売、食堂などがあり、特にイチオシはやっぱりソフトクリーム。何度食べてもおいしさは変わりません。ちなみに、あさぎり牛乳ソフトが人気No.1です。
お疲れさまでした。「道の駅 朝霧高原」さんから自転車であれば目と鼻の先、「あさぎりフードパーク」さんに戻ってきて、今回の宮ぽたはフィニッシュです!
今回の宮ぽたは朝霧高原でゆったりと、時にはアクティブに!おいしいグルメもサイクリングも楽しむ旅をお届けしました。富士宮で雄大な富士山を眺めるサイクリングに来てみませんか?
ありがとうございました!次回の宮ぽたもお楽しみに~!
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