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子どもの保育園時代の思い出

瑠璃星さんの俳句100本ノックに参加して鬼ごっこから滑り台の俳句が浮かんだ前回の続きです。

投稿された俳句が滑り台続きで、頭の中が子どもの遊び場モードになってきた。ふと紫乃さんの記事を参考に、柿のお題で考えたものから、保育園の情景がいろいろ浮かんできた。

★砂場には五才のむきし吊るし柿

夕方保育園に迎えに行くと、砂場の上のパーゴラから、いくつも柿が吊るしてあった。

日頃から年長児は、ニワトリの餌としてキャベツの葉っぱなどを、包丁で刻むという仕事をして包丁は使い慣れているけれど、皮剥きは初めて。悪戦苦闘しながら、剥いた作品?を展示するように吊るすのが、毎年の恒例だった。

うちの子たちが通った保育園は、砂遊びをやりたいだけやらせていた。山の中にあったので、猫が砂場に糞をすることもなかった。

砂遊びの大好きな子の洗濯はたいへんだったけれど、汚れるほど思いっきり楽しく遊べたと思えば、それもまたよし。

迎えの時間は誰かが砂場にいて、掘ったり、池にしたり、型抜きしていろいろなものを作ったり…

小さなバケツなどに砂を詰めてひっくり返して円形の砂の塊は、誰かの誕生日ケーキになる。その辺で、花や葉っぱ、小枝などでデコレーションされるが、紅葉の季節は色付いた葉っぱなども使われた。

★もみぢ葉や幼な子飾る砂ケーキ

泥団子作りも定番だ。

これもなかなか技がいる。小さい子は、ぎゅっと掴んだ小さな団子しか出来ない。うまく水を加えたり砂をまぶしながら、砲丸のような大きくてピカピカの泥団子を作れるようなったのは、いつ頃だっただろうか?

迎えに行く親たちを見る度、自分のケーキや団子を見て見てと自慢気な顔の子どもたちの顔は、愛らしかった。

お片付けして、急いで帰るのだ!

★泥団子並べて帰る背中に月

俳句の出来はよくわからないが、過去の思い出が蘇るのは、ボケ防止にもなるとか。何より手軽で楽しい。

画像はkumakamさんからお借りしました。

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IKUKO@するすみ
数ある話題の中から選んで、時間をさいて読んで頂き、ありがとうございます! 少しでも、楽しんで頂けたら、嬉しいです😄