時給は1,500円からでお願いしたい‼️
1996年10月私が初めて派遣で働いた時、時給は1,500円だった。コールセンターでの簡単な電話受けの仕事。月給で20万円ちょっと。
その前に正社員で10年以上働いていた頃と月給はあまり変わらなかった。(ボーナスは別として)
1人暮らしの人もいて、時給1,500円で暮らせるので、妥当な金額だと思った。
しかし、それは30年も前の時給なのだ。賃金の上がらない日本。この私が住む東京郊外の街では、パートの時給は1,100円台だ。
時給1,200円のパートがあれば、すぐに募集が殺到してしまう。
長年都内で働いていたが、結婚して都下の地元で働くようになり、時給が安いので夕方から23時まで働いた。
そこは最初派遣で入り、パートに切り替わり、10年勤めたが1年前腰を痛めて辞めた。
医薬品のピッキングの仕事で、最初は重いものは扱わなかったのたが、途中からケース入庫をするようになったのだ。
夕方1,300円からスタートで、私にとって残業になる23時以降は1,500円になった。だから、残業を頼まれれば喜んで残業した。夜なので1時間だけだが。
腰を痛めたので、重たいものを持つ仕事は避け、昼に仕事を探すと、時給1,100円位しかない。
もう60歳を超えたので、長い時間働きたくない。理想は10時から16時。週に4日だけ働きたい。月に10万円以上は欲しい。
そうすると、時給1,400円以上になってしまうのだ。時給は高いにこしたことはないので、もちろんそれ以上欲しいが。
2024年10月から適用される全国平均の最低賃金は時給1,054円。東京都の最低賃金は1,163円になるそうです。
時給1,500円とは程遠い金額だ。
安い賃金で働くのはバカらしいと思うのは私くらいだろうか。
日本の賃金は世界に比べて異常なほど低い。英語が多少話せる若者は、沈みかけた船から逃げるネズミのように、海外の高収入な仕事を求めて日本を脱出している。
消費税をゼロに、税金が高いという人は、多少いても、最低賃金を1,500円になんてことは、現実離れした理想論と考えている人がかなりいるようだ。
世界では中央政府などが、『経済政策』として最低賃金を大胆に引き上げていくのが、常識だ。
スピン経済の歩き方 2023.3.7
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?