インスタで見てた時ほど嫌な人じゃない

インスタグラマーやモデルがアップするインスタには、もれなく不自然な案件投稿が混じっているし、海外旅行や高級ディナー、ブランドバッグなど鼻につきだしたらキリがない。

しかし、複数人のインスタグラマーが案件で前職の会社に来てくれたとき、あれ？と不思議に思ったのだ。
全員ではないが、露出度高めでイケイケな投稿をしていた彼女の、謙虚な態度。身構えていたのだが、なぜか肩透かしを食らった気分だった。
すごく真面目に案件に取り組んで下さって、嫌味も全く感じなかった。

もちろん仕事だから当たり前といえば当たり前なのだけど、彼女たちは作ったライフスタイルを商品として提供しているだけであって、人格は関係ない。
ただ自分の中にある「きっとこうゆう人だろう」というバイアスが悪い方にかかっていただけだろう。

これは有名人だけに言えることではなく、毎日SNS上では必死にアピールしている友人も、会うとびっくりするほど素朴であけすけなく、いいヤツに戻るのだ。

もともといいヤツだから友達になったのに、インスタでつながるとなんかヤなヤツになるのはなんだろう。

インスタというフィルターを通してみるとヤなヤツに見える眼鏡をかけて見ているのかもしれない。

とにもかくにも、友人に対してなにかモヤモヤしたら実際に会ってみるのが一番スッキリするのかもしれない。
きっとその眼鏡を外した世界を見せてくれるだろう。