ヒントにする しない
たぶん200回以上聞かれてます。
「月曜日担当のshin藤さんは家でもお料理するんですか??」
そりゃしますよ笑
これ、飲食店の、特にキッチン従事者の人はけっこう聞かれてますよね??
ただ、家のお料理は妻の方が美味しいですよ。
ぼくの妻はABCクッキングスタジオの元先生なので家庭料理ではほんとにかないません笑
きょうはここから拾ったヒントや、食事をするときに心がけていることについてお話しますね。
ぼくが家のキッチンでなにか作るときは、アレはどこだ、コレはどこだ?状態で、結局ほぼ妻もキッチンにいてくれます。
お店に比べるともちろん設備も不十分な自宅キッチンでよくそんなに効率的に、美味しく、子どもも喜ぶものを作れるなーと感心する休日。
なぜかお店と同じように作っても同じようにならない不思議。。。
"一流は得物を選ばない"というのであれば、ぼくは本当にまだまだです。
いつかの夕飯の献立
ごはん
スープ
サラダ
ハンバーグ
カボチャの黒ごま和え
マッシュポテト
の日がありました。
なるほど!ハンバーグとカボチャ合うなー!ごまが効いてるから特によく合うなー!と思わされました。
お店的にいうならガロニです。
カボチャが甘いので、ポン酢ベースのハンバーグのソースにも相性がいいです。
マッシュポテトにはチーズが混ぜ込まれていて、びよーんと伸びるので子どもたちは大喜びでした。
お店的にいうならガロニです。アリゴです。
しかもチーズはスーパーで売ってるさけるチーズ スモーク味でした。
ハンバーグにもカボチャにも相性バツグンです。
その後このふたつのメニューは姿を変えてお店のメニューになりました笑
外食していても、どうしてこれとこれを一緒に提供してるんだろう?とか、
あー!この手があったかー!とかいろいろ考えてしまうのは職業病なのかヒントがたくさんあるなー、と思ってしまっています。
メニュー、献立には、栄養バランスはもちろん、作り手側のこういう風に食べてもらえたらもっと美味しいからっていう狙いとか意図がたくさんあって、漫然と食事をしていてもなんとなく美味しいっていうのは、そういう工夫の結果なんだと思います。
そういう風に少し考えて食事をしてみるのもまた面白いですね。
そんな作り手のコックさんでありたいと思います。