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エチオピア コーヒーの話
エチオピア といえばコーヒー。
多くの人がそんなイメージではないかと思います。
私も日本にいる時は産地としてのエチオピア のイメージしかなったのですが、暮らしてみて生活に根付いていることがよくわかりました。
例えば、どんなイベントでも必ずコーヒーセレモニーと呼ばれるスペースが出現。
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工場の中にもコーヒースポットが。
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街中の写真は撮れなかったけど、至る所にこんな感じのコーヒースタンドがあります。オーダーすると炭火で温めてくれて、お砂糖を入れてお猪口みたいなので飲む。私はいつもはコーヒーはブラックですが、エチオピア コーヒーを飲むときは必ずお砂糖を入れます。お作法だと思ってるのと、何度も温めてるのでかなり濃い時もあるため。
自宅でエチオピアンコーヒー
ハウスキーパーさんのおすすめで、自宅でエチオピアンコーヒーを作ることにしました。それまではパーコレーターで毎日入れていましたが、あのハクション大魔王みたいなコーヒーポットを使いこなしてみたくて。
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実は、民族によってコーヒーポットの形は色々で、これはアムハラのもの。ティグライのものは、もっとストレートで取っ手がないとか色々あるそうです。集めてみたくなります。
まずは必要なものを購入。町にある普通の雑貨屋さんへ。
コーヒーポットのほか、温めるための炭火台、コーヒーポットのそこは丸くて安定しないので、ポットを置く輪っかを購入しました。全部で1000円くらいだったかな。
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次に生豆を買いに。コーヒーポットもそうだけど、お店といっても小屋みたいなところにいろんなものを置いてあります。
(もちろんスーパーもあるけど、地元の人はこういうお店で買っている)
500g500円くらいだったかな・・・。
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焙煎
自宅に戻って早速焙煎。ちなみに、これはあくまで我が家のハウスキーパーさん流のやり方です。まず、炭に火起こしするところから。
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初めてポットを使うので、最初はカンカンに熱するらしい。消毒の意味もあるのかも。空っぽのまま熱するとポットの色がだんだん赤くなりました。
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その後、熱々になったポットにコーヒーを入れると噴火みたいになって
面白くて動画を撮ったのにnoteにはあげられず残念。
いよいよコーヒーの準備。
まずは生豆を洗ってしばらく乾かします。アジスの1月は日差しが強いので1時間くらいですっかり乾きました。
そして、焙煎。
このときは焙煎用のパンがなくてフライパンを使いましたが(その後購入)
フライパンでも問題なくできました。
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焙煎しながら形の悪いものを指でぽいぽい捨ててました。品質の良い豆は、輸入に回されるとかで、形が悪いものも結構入ってます。本来は洗った後に取り除くみたい。
後日、焙煎した豆が焦げすぎな気がする、といったら再度選別してくれました。
でも本当は焙煎後にあまり手で触るのは良くないらしい。衛生的にも、味的にも。
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焙煎したコーヒー豆は、ミルで砕いてコーヒーポットへ。水100ccに大匙2杯くらい入れました。炭火の上で10分くらい沸かします。
コーヒーができたら、輪っかの上で2-3分静かに置いておくと、コーヒーの粉が下に沈むので良いそうです(とはいえ飲むときに結構粉も入ってるので、普通に粉も一緒に飲んでます)
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エチオピアンコーヒーというより、炭に火を起こすのにハマってしまって。しばらくは毎日これでコーヒー飲んでました。火を見てると癒されるんですよね・・・。
でも、なんだかんだと時間がかかるので、週末だけのお楽しみです。