見出し画像

フェチの話し

パイの話に引き続き
また下品なタイトルだと、
そう思われてしまったら

それは大変心外なのです。

フェチっていうと大体
身体の部位だとか
それこそいやらしく捉えられてしまいがち。

でも私にとってのフェチと言うのは

五感で感じる、
胸がぎゅーっとなるような
切ない気持ち

なのです。

そんな「フェチ」という言葉を
よく使うようになったのは
劇団トキワの座長 、
岩本かつひこ氏との会話の中。

彼と私の共通のそれというのが
音の中にあります。

これは色んな所でお話しするのですが、
和音が少しぶつかっていて
際どい響きをしている瞬間だったり、
9th、11thという和音の構成音自体に
フェチを感じます。

分かりやすいやつで言うと
久石譲さんの曲で使われている音は
よく私のフェチのど真ん中を
行っていたりします。

風の谷のナウシカのテーマソング、
千と千尋の神隠しの「9番目の駅」

これらがど真ん中。

前に100日好きを語る動画で
(語りきる前に挫折)
お話ししたのでしつこいと思うのですが、
とにかく好きだから語りまくります。

このフェチの感覚を
もう少し具体的に言うならば
「死にたくなる」
です。

ベリーセンシティブ。

別にそう言う願望がある訳ではないんですが
これ以上の説明が思いつきません。

でもそれくらい気持ち良い感覚なのです。

さて、私の頭おかしい部分が露呈した所で
最近のフェチを挙げていくと…

季節の変わり目の空気の匂いとか
(今の時期とか最高)
夕方から夜に変わる瞬間の暗闇感、
普通に金木犀の香りとか。

こんな所ですね。

フェチというか
ノスタルジーなのかもしれない。

幼少期に過ごした時間の中で
良いなぁ〜と感じる瞬間を
無意識に思い出しているのかも。

人に理解されにくい部分かもしれないけど
こういう感覚を作品に落とし込んで
伝えていけたら良いなと思うのです。

良い事言っちゃった気がする。

このくらいの夕方感が好き。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?