鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚 プレイ感想
どうもこんにちは!漫画は単行本で見るタイプの
スラです。
今回はゲーム「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」を
無事にトロコンできたので、レビューしていこうと思います。
これで自分が取得したプラチナトロフィーは
51個になりました。
もはや社会現象となった作品
「鬼滅の刃」のゲームである本作。
どんな感じでゲーム化されるだろうと
楽しみにしていましたが、
まさかの格ゲーです。
「格ゲー」と聞くと難しいコマンドやコンボなど
エンジョイ勢には敷居が高いジャンルというイメージが強いと思います。
しかし、ps4なら「□⇒□⇒□⇒△」をループするだけでそれっぽいコンボになるなど操作はかなり簡単で、覚えることが他の格ゲーよりもかなり少なくなっています。
また、対人戦が苦手な人のために
アニメ1話〜映画「無限列車編」までのストーリーをゲームで追体験できるストーリーモードも用意されており、
総じて「格ゲーやったことないけど鬼滅が好きだから」という理由で購入したカジュアル層も十分楽しめる内容となっていました。
それではレビューに移ります。
戦闘面、システム面、サウンド面の3点から
評価していきますね。
1、戦闘面
戦闘は上述の通り、対戦格闘ゲーム。
読みや駆け引きで相手に攻撃を与え、
相手の体力を0にすれば勝ちのシンプルなルール。
他の格ゲーと比較すると、
・コンボは簡単
・試合展開は早め
・即死コンやストレス要素は少なめ
と「プレイしやすさ」を追求した作風になっているのが特徴。戦闘がスピーディーな分、
1試合がサクッと遊べるのはかなり好感触でした。
ストーリーモードでは、このおかげで
格ゲー初心者の自分でもパーフェクトが取れる
くらい難易度は下がっています。
一方、オンラインでの対人戦ではコンボや
火力では差が出ない分、相手に攻撃を与えるための駆け引きが大切で原作さながらの緊張感溢れる戦いをすることも可能。
遊びやすいからこそ、
ゲームが苦手な人にも
手に汗握る戦いがしたい人にも
どちらも満足できるような出来になっているな
と感じました。
2、システム面
ここでは、グラフィックやUI、プレイの快適さについてレビューしていきます。
まずこのゲームを語る上で欠かせないのは
なんといっても「演出」です。
百聞は一見にしかず。ということで
まずはこちらの方のヒノカミ血風譚の奥義集
の動画をご覧下さい。
アニメに負けない大迫力なムービーばかりでしたよね!
このレベルの映像がゲームで見れてしまうんです。
奥義のような必殺技のムービーももちろんですが、水の呼吸の技の波の演出や
火の呼吸の技のエフェクトなど、
ムービー以外も力が入っており、
こと演出面においてはファン垂涎ものな作品と
言えるでしょう。
プレイの快適さについては戦闘は言うことなしなんですが、ストーリーモードは少し改善して欲しい箇所がありました。
グラフィックやNPCのモデリングは全然申し分ないのですが、問題なのは探索のしにくさ。
特段マップが広いわけではないのですが、
マップを移動する炭治郎の足が絶妙に遅い。
ストーリーモードにはちょっとした探索要素が
存在します。探索といってもミニマップを確認すれば取り逃すことはない簡単なものです。
しかし、炭治郎の足が絶妙に遅いせいで、
マップ探索をしっかりするとなると、取りに戻るまでに時間がかかり、探索パートがややストレス要素になってしまっていました。
せめて、もう少し移動速度を上げたり、
探索パート中はダッシュができるようにして欲しかったですね。
ただ裏を返せばプレイしていてストレスを感じたのはこの1点のみ。他はどれも高水準にまとまっていて、システム面においても「遊びやすさ」を追求しているのが感じられました。
3、サウンド面
「鬼滅の曲」と言えば「紅蓮華」や「炎」など
ボーカル曲のイメージがとても強いですが、
ヒノカミ血風譚では「大正時代」を強くイメージした和風チックなボーカルのないBGMが
多く用意されているのが特徴です。
自分はBGMの良さを求めて購入した訳ではなかったのですが、三味線など和楽器全開のBGMは聞いていて心地よく、今でも作業用のBGMにしたりして楽しませてもらっています。
4、まとめ
満を持して発売された「鬼滅の刃」
のゲームタイトル。
コマンドやコンボなど、格ゲー特有の
複雑な要素を難しすぎず、しかし単純にしすぎている訳でもない。そんな程よいバランスが
徹底されていて、
オンライン対戦で色んなキャラが見れるのが
好感触でした。
どのキャラもしっかりした強みがある
キャラバランス、
アニメにまるで劣らない大迫力の演出、
やり込みよりも遊びやすさを重視した
カジュアル層向けのゲームスタイルなど、
「格ゲーだから」という理由で
ゲームが苦手な人が購入を渋らないように
工夫が凝らされているのが分かる
とても面白いゲームでした。
鬼滅が好きという方はぜひプレイして欲しい
作品です!