扉のちょうつがい(蝶番)のメンテナンス
明らかになんか変な音がしたり、閉まりが悪くなったりすると、見てみることはあっても、なにもないとまず見ないですよね。
10年くらいではガタはこないけど…
ちょうつがいは複数のネジで固定されているので、1本くらい緩んでいても普段使用する上では何ら問題ありません。
1本緩むことで、その分強度は弱くなります。
その影響が、どのような場面で出てくるかもわかりません
極端な例を上げると、地震で大きな力がかかった時に、その1本の支えがないために歪んで開かなくなるかもしれません。
特に玄関の扉は出口確保に重要です。
気がついたら増し締めしても損はありません。
我が家も20年以上経ちますが、確認した時に、何度か緩んでいたことがありましたので、増し締めしました。
ショックアブソーバー
ここも緩むことがあります。
開閉のたびに、複雑に力が加わります。
全部のネジで固定することでバランスがとれてますので、1本緩みだすと、他の箇所の負担が増します。
そのまま放っておくと、外れる前に、故障する可能性もあります。
棚の扉とかについてるもの
これは高さとか隙間を調整できるものです。
壁や扉に固定しているネジは増し締めだけでよいですが、調整用ネジは緩んでいると締り具合も変ってしまっています。
3つのネジで、3方向(扉と枠との隙間、奥行き、上下)が調整できます。
大きな扉だと一人で調整するのは難しいですが、できなくはないです。
異音
開け閉めでギーといった音がするときは、少量の市販の潤滑油をつけると簡単に解決します。
付けすぎに注意しましょう。
さいごに
ちょうつがいは目立たない存在ですが、年末の大掃除にときにでも点検してあげると大事に至ることなく翌年1年間、安心して使い続けられます。