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認知症と家族のこと

いつからか、うちの父はいろんなことを忘れることが多くなった。

いまは72歳で、膝が痛いという以外はおそらく健康。

昔に比べて認知症の人は増えているし、これからも増えていくらしい。
平均寿命が高くなっているから当たり前のことなのだろうけれど、社会的にも色々なバランスは徐々に変わっていっていると思う。

近所の建物を見ても、何かできたと思ったら介護センターであることも多々ある。

父のもの忘れがはじまったのは、具体的にはわからないけれど65くらいで退職をするまではきちんと働けていたので大きな問題もなかったんだろうと思う。
数ヶ月ごとに物忘れ外来に通っているが、最近の受診の中では2つ前に受診したときに「見当識障害」という診断を受けていた。


急になんでも忘れてしまう症状になったわけではなく、ジグザグの折れ線グラフを描くように徐々に進行している。

今は仕事をしておらず、ほぼ家の中にいるので問題なく生活はできている。
ただ、誰かから電話がかかってきたときにはスピーカーにして、母かわ
たしが横で聞いていないと会話が続かず、
母がメモを取るように言っているのだけど、すべてにおいてなかなかメモをとってくれない。

文字は書けるし、ラインで文字もうてる。
毎日午前中は脳トレ系の問題集にたのしく取り組んでいるので、毎日「書く」ことをしているのでメモも取れそうなものだけど。

趣味が少ない父なので、何か脳の刺激になることをさせたいと思ってアメブロでも書いてもらおうかと思ってさっそく登録をしてみました。

最長半年、短くても3ヶ月くらい続けられたら◎という気持ちでやってみようと思います。
(わたしもアメブロをいじるのははじめてなので、ちょっとワクワク!)

まだ色々できるうちに。

「おとーちまんくん」というのは、姉がつけた父の呼び名。

最初の日記



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