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津波で学校が流されてしまった石巻の小学生が、地元の魅力を『沖縄映画祭2012』で発表 (石巻市立雄勝小学校)

Support Our Kidsは、吉本興業「よしもとあおぞら花月」と連携し、震災直後の被災地・宮城県にある石巻市立雄勝小学校で「地元の魅力」をテーマにしたCM制作の授業を実施。翌春に、子ども達が制作したCMを、沖縄映画祭「JIMOT CM COMPETITON」で発表するプロジェクトを行いました。

【震災被害】 3.11と雄勝小学校

南三陸海岸に位置する雄勝小学校は、大津波で体育館が押し流され、2階建ての校舎は屋上まで津波に襲われた。住民たちの怒声で先生たちが避難を指示。生徒たちを連れて裏山の神社の階段を駆け上がった。子どもたちも雪が降る中、山頂を目指して歩き続けた。

雄勝町の中心部は90%が壊滅。雄勝小学校は20㌔離れた内陸の学校に間借りした仮設校舎で学校再開となった。児童全員が自宅を流失したことにより転校が相次ぎ、在籍児童数は41名に減少してしまった。

資料:震災体験の対象化による被災児への《心のケア》の試み


【沖縄国際映画祭へ】 CM制作開始!〜雄勝には、誰も知らない世界一がある〜

雄勝小学校のCMテーマは、「愛するふるさと・雄勝の復興」
土井正弘校長先生の統括、司会は高久賢一先生、6 年担任の山中ひろみ先生と5 年担任の瀬戸美三男先生のサポートで学校一丸となって制作しました。

「石巻の好きなところ」「石巻の自慢できるところ」を、ひとりずつ考え、ワークシートにまとめ、発表するところから授業はスタート。

6年生雄勝未来プランシート_pages-to-jpg-0003

「習字で使うすずりには、雄勝石が使われています!」

「その雄勝石は、新しくなった東京駅の天井にも使われています」

「カキやホタテが美味しいです!」

「昔から続く神楽が自慢です!」

たくさんの石巻の魅力や自慢が出されると、

「大人だけが復興を頑張るのではなく、子どもも頑張ろう」

という意見も出て、活発に授業は進みました。

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Support Our Kids 特別講師・森浩美さんは、SMAPなどのヒット曲を数多く手掛ける著名な作詞家・作家です。

「どうすれば、見た人にみんなの想いがしっかりと伝えるCMになるだろう?映像、写真、キャッチコピー、ナレーション、役者、音楽、、、想いを伝える為にCMで使われる要素はたくさんありますが、一番大切なことは、皆の想いを素直に表現することです。」

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よしもと芸人のオコチャさん、住みます芸人のスーパーギャルズさんは、明るく子どもたちを盛り上げてくれました。

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アイデア出し → シナリオ作り → 絵コンテづくり → 配役決め → 撮影 → 発表準備 と、数ヶ月に渡りCMづくりに取り組みました。

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【子どもたちの作ったCM】   『わたしたちがつなぐ、伝統の町・雄勝』

そして3月、遂にCMは完成!

雄勝小学校の子どもたちが制作したCMがこちら ↓


LAUGH & PEACE!




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