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【不登校】自信がない子どもに次のステップへ進ませるためには?
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今日の受講生は不登校のタケシ(仮名)です。
4年生のタケシはかけ算九九もままならない状態だったので、これまでずっとかけ算九九の練習に励んでいました。
タケシについてはコチラ▽
上の記事にもあるように、タケシにはあらゆる手段で苦手なかけ算九九をサポートしてきました。
そして最近は、かけ算九九が全てスラスラと言えるのはもちろん、簡単なかけ算の筆算ぐらいならサクサクとできるようになってきていました。
できなかったことができるようになると、子ども達は楽しく勉強するようになります。
しかし、ここで注意しないといけないことは、
「できることだけをやる」というパターンになりがちだということです。
例えばタケシの場合
①かけ算九九が全くできない
↓
②かけ算九九ができてきた
↓
③簡単な筆算もできてきた
↓
④できる喜びを実感しながら勉強
↓
⑤できる自分に安心・満足
このように、タケシはすでに⑤できる自分に安心・満足の状態にきていました。
これはすごいことです。
タケシの努力の成果です。
ただ、これは見方を変えると
次のステップへ挑戦する時期でもあるということです。
子どもの自信を育てるためには、常にステップアップしていく必要があるのです。
【けんしょう先生の今日のミッション】
今日の僕のミッションは、
タケシに「チャレンジして良かった!」と思わせることです。
実はタケシ、かけ算を頑張っている一方で、たし算やひき算の筆算のやり方をあまり理解できていないことに僕は気づいていました。
実はこれ「小学生あるある」です。
特に高学年になると、かけ算やわり算の筆算ばかり練習するようになります。
そのため、たまにたし算やひき算の筆算をすると、やり方を忘れていて凡ミスするというパターンはよくあります。
僕「タケシ、今日からもうかけ算九九や筆算の練習は少しだけにしようぜ!レベルアップだ!タケシならできる!」
タケシ「・・・はい。」
このように、僕は受講生の意見を聞かずに次のステップへ進ませることもあります。
もちろんそれには意図があります。
今回は、「次のステップに挑戦したおかげで、また一歩成長できた!」ということをタケシに実感させることが目的でした。
つまり今回は「次のステップに挑戦するかどうかを自己決定・自己選択する」という目的では無かったため、タケシの意見は聞かずに次へ進めました。
これも受講生のその時その時の状況に応じて、自信を育てるための有効な手段は何か?を考えながらサポートしています。
【自信を育む個別サポート】
今日のポイントは、タケシが「勉強がキライにならないように配慮しながら確実にステップアップを目指す」というバランスをとりながらサポートしたことでした。
僕が主導で次のステップへ進めたため、ここでいきなりつまづいてしまい「全然できない」「やっぱり無理だ」「やりたくない」という気持ちにさせてしまうことは避けなければいけませんでした。
新しい挑戦は誰でも不安を感じるものです。
当然、タケシの心の中にも不安があったでしょう。
その不安を感じながらも「なんだかできそうだぞ!」「挑戦して良かった!」と思わせることが大事になります。
たし算やひき算の筆算で、繰り上がりや繰り下がりが出てくると手が止まるタケシ。
今日はまだチャレンジの一歩目です。
そこはすかさずヒントを与え、タケシが気持ちよく答えを導き出せるように手厚くサポートしていきました。
実はほとんど僕のヒントで答えまでリードしていましたが、タケシには常に
「お!正解!」
「いいね!また正解!」
「おぉ!これも合ってる!」
と、タケシに「できる!」「できた!」をできるだけたくさん実感させることに専念しました。
【今日のふり返り】
今日の僕のミッションは大成功でした。
なぜ大成功だったのか。
それはタケシが教室から帰る時の様子からわかりました。
お迎えに来たお母さんにタケシはすかさず
「今日さ、たし算とひき算の筆算やったよ!自分でできた!」と話していたからです。
僕はニヤリとしました(笑)
何度も書きますが、今日はタケシが
「新しいことにチャレンジした!チャレンジして良かった!」と思わせることが目的でした。
次回からは「新しいチャレンジで壁にぶつかった時に向き合う力」を育てることを目的にしていきます。
【保護者のみなさまへ】
今回の日記で親御さんにお伝えしたいことは、「常に挑戦し、ステップアップしていくこと」の大切さです。
人生においてこれが最も大切であることは、僕たち大人が痛いほどわかっていますよね。
子どもに今のうちからその経験を積み重ねてあげることが、将来、自分の人生を豊かに切り拓いていくための力となります。
しかし子育てにおいて、これはそう簡単にできることではありませんよね。
特に自信がない子どもは、「やらない」「今のままでいい」「めんどくさい」などとすぐ口にします。
そんな時、親御さんは「嫌がってるのに無理やりさせていいのかな?」と不安になることがあると思います。
もちろん何でもかんでも強引に無理やりさせることが良いことではありません。
しかし時には、親御さんがグイっとリードしてあげて、その先で「できたぞ!」「やって良かった!」と思わせてあげることも大事です。
それがお子さんの自信に繋がります。
その自信は、また次のチャレンジの原動力となります。
今回はタケシがたし算やひき算の筆算にチャレンジした、というだけの話かもしれません。
しかし、いつかタケシの人生で「チャレンジしようかな、どうしようかな」という時がおとずれたとき、この経験が自信となって生きてくることになります。
お子さんが人生を力強く切り拓いていけるように、勇気と自信を育んでいきましょう!
この記事は個人情報保護のため、内容は少し、イヤ、だいぶ変更しております。たぶん本人や親御さんが読んでギリギリ気づくかどうかのレベルです(笑)
しかし、サポショウの教育方針やサポート方法などはありのままにリアルに書いています。ぜひその部分を日頃の子育てや教育のお悩みに少しでも役立ててもらえると嬉しいです。
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また次の記事でお会いしましょう!
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