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無報酬の感動に慣れてしまった幼稚園のPTA体育委員~無知から始まった初めてのPTA

私、ボランティア活動が長いです。物心ついた時から。さらに大学院生時代はほとんど。NPOができはじめの頃で、勉強になるからやなんやかんやで💦

でも、一般的に就職すると減ってきますよね。しかし、私の場合、仕事と関わることも多く離れられませんでした。そして、出産。ここで、ようやく距離を置くことができました。しかし、子供が生まれると必然的に発生したものあります。PTAです。

〇無報酬に慣れてしまう最初の第一歩

その当時、専業主婦。もちろん通ったのは近所の公立幼稚園。ここの幼稚園はとにかく熱心でした。
親やPTAの負担もかなりのもの。手提げかばん、寒風摩擦のタオル、工作用のスモック、冬の毛糸帽子は親の手作り(そのための講習会もPTA主催)。さらに、PTAのとして白線引き、放送、玉入れのかご持ち等など、園行事のお手伝いは多岐に及びました🥹。

ただ、当時、SNSもなく、無知。
そんなもんだと、ぶつぶつ言いながらこなしていました。(といっても、しがないPTA委員💦)

ただ、この体験が厄介でした。子育て中って感謝されることや褒められることって皆無ですよね。委員として役割を果たせば、感謝されるんです。
「ありがとう✨✨」って

極めつけは体育祭。リハーサルまでして、迎えた本番。テンションが上がるんです。自分が引いた白線を頼りに子供たちがお遊戯をしてる😭って。無事に体育祭が終われば、感激でいっぱい。同じ委員さんと感動を分かち合いました。(ただの委員でこれだから役員さんの負担と感動はいかに⁉) 

〇でも、この感動は他の活動ではないの?

今になっては分かるんです。思うんです。この感動は他の活動では得れなかったのか?そんなにがっつりとしなければいけないものだったのか?
たぶん、得ることができたでしょう。そしてもう少し、効率的に楽に作業できたはずです。でも、その当時分からなかったんです。というか、きちんと考えていなかったんです。

そのため、仕事をしたいと思いながらも、幼稚園がある貴重な日中に会議や作業でつぶれることに何も言えなかったんです。そして、お金を稼ぐことに抵抗を感じるようになってしまいました😱。(今は解消)

〇自分で考えよう。そして自分の考えを明確に

だから、今の人たちは凄いと思うんです。PTAのデメリットを理解している人が増えているから。何とか良いものにしようと改革されている人が増えているから。

でも、無理に何かしなくてもいいと思うんです。改革するための活動を頑張らなくてもいいとも思うんです。それはそれで、強制で無報酬に慣れてしまうことになるから。

それよりも、PTAに入る前にPTAのこと知って欲しいんです。「嫌」「面倒」だけじゃないことを。良いことも悪いことも。利用できることも、使われてしまうことも。そして、怖がらず、PTAを使いこなして欲しいと思っています💛

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りさみ★子供ロスに備える絵本大好きママキャリコン
「子供の話を聞きながら、PTA役員をし、料理する‼️」のようにマルチタスクをこなした専業主婦が子供の成長とともに自分のことに目を向け、社会への思いを伝えることが出来たら、きっと社会は良くなるはず✨と思っています。サポートしていただけたら、嬉しいです❤