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なぜ家族を蔑ろにしてしまうのか。

人から頼まれたことは、できる限り最善を尽くしたいと思うのに、

どうして家族からの頼みは蔑ろにしてしまうのだろう。

✳︎✳︎

何度失敗しても、何度も蔑ろにしてしまう。

だから今日は特に気をつけて1日を過ごした。

それでも、「お風呂にお水を持ってきて。」と言った嫁からの依頼を「わかった。このお皿洗ったら持っていくね。」と言った瞬間から忘れる。

奇跡的な忘却の速さに愕然とする。

嫁が体を洗い終わり、「ねー、お水は?」と風呂場から聞こえる催促でようやく思い出した。

実は水を持っていき忘れていたその時、ちょうど仕事関係のLineが来ていて、返事を考えている途中だった。

まさに、「心ここにあらず。」の状態。

男性は女性よりマルチタスクが苦手というが、その中でも私は特別マルチタスクが苦手な部類のように感じる。

別に蔑ろにしているつもりは毛頭ないのだが、結果的に嫁の想いに答えられていないのだから、”蔑ろにしている”と捉えられても仕方がない。

”大事にされていない”と捉えられても致し方ないのだ。

じゃあどうするか?

”物事を中断してでも、その場でやり切る”。

これしかない。

ちょっと前に「後で禁止令」という我が家独自の条例を発令したが、最近は「後で」と言わずに後回しにすることが増えている。

ただちょっとずる賢くなっただけだ。笑

「このお皿1枚洗ってからやろう。」

ものの数十秒で終わる皿洗いという行為。

にもかかわらず、その間に依頼を忘れてしまう。

信じられないし、信じたくないが、これが真実であり、事実なのだ。

今に向き合うために、目の前の人を大事にするために、

効率が悪くとも、”中断する”という手段を取り入れる必要が、私にはあるようだ。

おじゅん


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おじゅん
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