操法の実際

1年半やって、人を診ることに慣れてきた。

慣れてくると、手数が減っていく。
ムダなことをしなくなる。

それでも初回の人はおおよそ10手前後かかるかな。
調整箇所が10か所ほど出てくる。

操法室に入ってきたいただいた時点で、アタリをつけておく。
見た目と雰囲気でほぼ決まる。体癖は服装のカラーリングに出やすい。

そこから15分ほど問診表をもとにおしゃべりする。
この時点で酒やスマホの量を聞いておく。焦点を絞っておく。

1日スマホ3時間なら目がやられている。
1日酒500mlなら肝臓をやる。

そこから全身を検査して、必要な箇所に調整を入れていく。
30分前後で終わる。

ここから人によって違いが出る。
特にエネルギーの足りない偶数体癖の方は、今いちテンションが上がりきらないこともある。そのときはずっと私が話す。トークとフォローアップを求められているのがなんとなく分かる。

逆にもともと状態がよかった人は、入室後1時間くらいで自分から「どうもありがとうございました」とスッと立てる。
この"スッと立ち去れるかどうか"を私は注意深く観ている。

押し売りもいやだけど、必要そうな人にはなるべく「何か月後にきたほうがいいですね」と伝える。単価が高いので判断は難しい。みんなにみんな言っているわけではない。

ちなみに他の野口整体はフツーもっと短いです。初代は一人5分だったし。
うちの少数派のやり方なので、「木島整体おもしろそう」と気が向いた方の参考までに。

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