気象病の正体
天気の悪い日に不調を感じる人は多い。
気象病とも呼ばれ、近年「気象病外来」もできるほど増えているそうだ。
整体から見るとその正体は、目と頭の疲労。
負債が重い人ほど気象病も重くなりやすい。
天気がよくない日は副交感神経が強く働く。
体を休めるためだ。
そのとき普段の疲れが重い人だと、ノックバックが重くなる。
単純な話。
気圧の変化を感じるのは内耳という器官で、ここは目が疲れていても硬くなる。頭の中の筋肉なので、眼精疲労に関連して影響が出やすい。
NHKの気象病特集でも「耳マッサージ」を紹介している。
しかしあれは目の疲れを抜くには少し弱い。
耳そのものをがっつり引っぱってあげたほうがいい。
野口整体だと、上頸という部分が気象病の急所として指定されている。
ここは脳への血行を司る部位だ。
私がクライアントを調べた限り、スマホばっかり使っている人はここがめちゃ硬い。
気象病が重い人は、頭の中と目と首がコっているのだった。