バディウォークとオットと私
SUPLIFEミカです。
今回は私とバディウォークとの出会いを書かせていただきます。
2015年、生まれてきた息子にはダウン症がありました。衝撃、、。
それに加えて翌日には心疾患も発覚し、せっかくこの世に誕生できたのに生きられるの?いや、障がいを持ちながらの人生果たしてしあわせなのか?
息も絶え絶えに過ごす日々でした。生後3ヶ月を迎える直前に心臓の手術を受け、術後は順調に回復して退院、頑張る息子と共に過ごす中で少しずつですが覚悟を持てるようになってきました。
それでも不安と孤独感に推しつぶされそうな日々、必死に情報を集める中でたどり着いたのが「バディウォーク東京2015」の告知でした。
こんなイベントがあるんだ!と嬉しかったのですが術後すぐの息子を連れて行く訳にもいかず、、
するとオットが、「オレ一人で行ってくるよ」と。
オットも出産からの怒涛の展開に悩み苦しみ、、何かを打破したいという強い気持ちが湧いたのでしょう。
私「がんばって!」と送り出し、オット「がんばってくるよ!」とバディウォークのイベントに向かったのでした。
2015年のバディウォーク東京の開催地は「葛西臨海公園」でした。意を決して向かったオットからのタイムリーなレポ。
必死な表情の男性が一人で、時にコソコソ?遠くから写真を撮る姿を想像し、怪しまれないかと別な心配もありましたが、、。
オットから送られてくる参加者の方々の楽しそうな様子、子ども達の元気な笑顔、子ども達を見守る家族達の優しい雰囲気に、「子ども達元気だよ」「かわいいね」「楽しそうだね」と心の底から安心し涙が溢れた事を思い出します。
「バディウォーク東京2015」は、障がいをもつ子どもを出産した私たち家族が前を向いて生きていこうと思えるようになった大きなきっかけの一つです。
年月を経て様々な出会いの中SUPLIFEとして活動する事となり、前主催団体•アクセプションズ様から「バディウォーク東京」のバトンを引き継がせていただく事となりました。
その中で「バディウォーク」に込めらた想い•一から作り上げられたその計り知れない労力を知り、これまでの開催に携わって下さった皆さまには、ただただ感謝しかありません。
「誰もが自分らしさを輝かせながら生きる」それは、この世界にはいろいろな人がいるんだと知る事、そして、それぞれが少しの思いやりを持って生きることできっと叶うはずだと思います。
NPO法人SUPLIFEは小さな小さな団体です。それでも、アクセプションズの皆さまやたくさんの方々の力をいただきながら、「BuddyWalkTokyo2021for all」の開催を目指し、私たちの夢•みんなの夢に向かって進んでいきたいと思います!
※写真はオットが必死に撮影した2015年バディウォークの写真です。懐かしいなぁ。
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