インド短信#3:オンライン決済変更点2022年1月1日〜
ここ数年、インドでもオンライン決済の普及が進んでいます。より強固なセキュリティで安全なオンライン決済を提供するため、インド中央銀行(RBI)は2020年に様々なルールの変更を発表しました。来年1月1日からは、すべてのマーチャントおよびペイメントゲートウェイがクレジット/デビットカード情報を含む個人情報を保有することができなくなります。
主な変更点|個人情報の非保持化
マーチャントおよびペイメントゲートウェイが対応を迫られる変更点は、サーバー上にあるすべての個人情報を削除し、非保持化することです。そのため、利用者は決済の度にカード情報などを入力することになり、面倒に。
これを受けて、各銀行はオンライン決済利用の変更点を顧客に通知しています。
HDFC銀行の場合、来年1月1日以降の最初のオンライン決済時に追加認証を行えば、毎回カード情報を入力しなくともカードのCVVとワンタイムパスワード(OPT)の入力で決済は可能になるようです。