昼夜逆転

今、この記事を最後まで書き終わったところで、
この冒頭の数行を書き足している。

今18時で、これから外気温の様子を見ながら、
犬の散歩に出る。
そして、一日の活動が始まる。

洗濯物を片付け、犬の散歩を済ませた。
もう一回ブログを見直して、アップロードする。

昼夜逆転した。

不眠症が嵩じてとか、もともと夜型でとか、
オリンピックをリアルタイムで見るためとか、
夜勤のバイトを始めたとか、
ではない。

夏のせいだ。

もう、全部、暑さのせいだ。

郵便ポストが赤いのも、
あなたの腰痛が悪化するのも、
私がブログをサボるのも、
円安も、
ゲリラ豪雨がすごいのも、
全部、暑さのせいだ。

昼間、パソコンに向かっていると、
ぼんやりしてくる。
抵抗し難い眠気に襲われる。
たとえ寝落ちせずに済んだとしても、
ものすごく頭の回転が落ちて、ちいとも成果が上がらない。

そんな時は、一旦寝るべし!
と思って、寝る。

こういう時、
横になるのではなく、机に伏して10分だか15分だか休むのが良い
とも聞く。

それどころじゃない眠気なので、
布団に横になる。
と、なにやらグッスリ眠ってしまい、
目覚めると2時間くらい経っている。

じゃあスッキリしているかっていうとそうでもなくて、
まだ脳みその芯のほうにどんよりと重たいかたまりを感じる。
そんなもんが頭に在るのだから、
起き上がって縦になりたいワケが無い。

このかたまりが無くなるまで待つか。
なんて思っているとまたいつの間にか眠っていて、
次に気付いた時にはまた1時間くらい経っている。

こりゃいかん。
これでは睡眠だけで一生が終わってしまう。

いつもは夕方に風呂に入って晩酌してとっとと寝る。
そして朝は4時くらいに起きて、犬の散歩に出る。
日が高くなる前に庭の畑仕事をして、
それから家の中の家事をする。
その頃には9時くらいになっている。

今年の夏は、9時ともなれば30℃を超えている。
私の住む深大寺界隈でも、最高気温は36℃は当たり前。
日の出頃の最低気温も26℃までしか下がらない。

毎年、暑さが更新されているとは思うけれど、
これは去年より一段と暑い気がする。
平均で2℃は高いんじゃないか。
7月の半ばは、曇天や雨も多くてわりと落ち着いていたけれど、
7月初旬と下旬は、去年より暑いぞ。

毎年、熊谷など北関東の暑さのニュースに驚くけれど、
今年は全く気にならない。
38℃だとかいう数字が他人事じゃなくなってしまったからだ。

最高気温が35℃を超える日が続くと、非常にキツい。
それに加えて、最低気温が25℃を下回らないと、どうにも休まらない。
上がっても、夜に下がってくれれば良いのだが、
そう都合良くはいかない。

クッソ。追究してやる。

気象庁のサイトに行き、気象観測データを見る。
観測地点を選択し、去年の旬ごとのデータと、今年の旬ごとのデータを比較する。
うおう。
調布のデータは無いので、府中を見ることにする。

一日の気温、最高気温、最低気温のそれぞれ平均値。
2023年の7月
上旬は、26.6℃、32.0℃、22.0℃。
中旬は、29.7℃、34.7℃、25.0℃。
下旬は、28.8℃、35.1℃、23.9℃。
2024年の7月
上旬は、29.0℃、34.5℃、24.5℃。
中旬は、26.4℃、30.8℃、23.2℃。
下旬は、30.0℃、36.5℃、25.3℃。

おおよそ、感じていた通りだ。
上旬は今年のほうが2.5℃くらい高く、
中旬は3℃くらい低くて、
下旬は1.4℃くら高い。

ああ。今年の中旬は楽だったねえ。

最高気温の最高記録は、
2023年の7月
上旬36.9℃、中旬38.5℃、下旬37.7℃。
2024年の7月
上旬39.2℃、中旬38℃、下旬38℃。

日照時間は、
2023年7月
上旬57.2h、中旬67.7h、下旬123.2h。
2024年7月
上旬64.2h、中旬31.4h、下旬89.3h。

降水量は、
2023年7月
上旬15.5㎜、中旬0.5㎜、2.5㎜。(梅雨明けは7月22日)
2024年7月
上旬6.5㎜、中旬65.5㎜、下旬84.0㎜。(梅雨明けは7月18日)

つまり、昨年は空梅雨。
今年はよく降っている。
中旬は昼間によく降って曇って気温も上がらなかったが、
下旬には実は中旬以上の量が降りつつ、気温は高い。
夕方に豪雨が降っても一向に気温が下がらないと感じていたが、
数値にもハッキリと表れている。
今年の7月下旬はよく照りよく降ったのだ。そりゃ蒸すわけだ。

https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/index.php

一日の最低気温の平均は、2023年では8月下旬まで25℃台だった。
今年も当分、夜も暑いのだろう。

とは言え、当たり前だが、夜のほうが気温は低い。
日中に気温が高くてクーラーが利き切らず、室温も高くて、
おかげで脳みその働きが下がるのが困る、と言うなら、
いっそのこと、夜に仕事すりゃ良いのではないか。

朝4時半と夕18時過ぎに犬の散歩に出る、というところは変えず、
睡眠時間だけを夜から昼に入れ替えてみた。
朝の散歩を済ませて帰宅したら、風呂に入って明酌して寝る。
21時から朝4時まで寝ていたのを、
朝9時頃から夕方17時近くまで寝ることにしたのだ。

まあ、眠れる。
どうということ無く眠れる。

目が覚めると、時計は4時台で、明るい。
いつもどおりの朝だと思うのだが、
なんとなく音が違う。
車の音がしたり、子どもの声が聞こえたりする。
なんだ今朝はみんな早いな、なんて思いながら次第に覚醒してきて、
夕方なのだと気付く。

起きて、ナウキャスト(雨雲レーダー)を見る。
夕立の情報を見て、犬の散歩にいつ出るか判断する。

きれいに12時間ズレなので、換算の面倒が無い。
夜中の12時近くになると、昼飯を食べるわけだ。

という生活を、1週間ほど続けている。

確かに、起きて活動している間、
昼間に活動するよりも室温は快適である。

ただ、いくつか問題が出てきた。
これが、完全な昼夜逆転生活へ以降するまでの過渡的な問題なのか、
それともやっぱり人間は夜行性じゃないんだぜの証なのか。

詳細は次回に続く。

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