昼夜逆転
今、この記事を最後まで書き終わったところで、
この冒頭の数行を書き足している。
今18時で、これから外気温の様子を見ながら、
犬の散歩に出る。
そして、一日の活動が始まる。
※
洗濯物を片付け、犬の散歩を済ませた。
もう一回ブログを見直して、アップロードする。
※
昼夜逆転した。
不眠症が嵩じてとか、もともと夜型でとか、
オリンピックをリアルタイムで見るためとか、
夜勤のバイトを始めたとか、
ではない。
夏のせいだ。
もう、全部、暑さのせいだ。
郵便ポストが赤いのも、
あなたの腰痛が悪化するのも、
私がブログをサボるのも、
円安も、
ゲリラ豪雨がすごいのも、
全部、暑さのせいだ。
昼間、パソコンに向かっていると、
ぼんやりしてくる。
抵抗し難い眠気に襲われる。
たとえ寝落ちせずに済んだとしても、
ものすごく頭の回転が落ちて、ちいとも成果が上がらない。
そんな時は、一旦寝るべし!
と思って、寝る。
こういう時、
横になるのではなく、机に伏して10分だか15分だか休むのが良い
とも聞く。
それどころじゃない眠気なので、
布団に横になる。
と、なにやらグッスリ眠ってしまい、
目覚めると2時間くらい経っている。
じゃあスッキリしているかっていうとそうでもなくて、
まだ脳みその芯のほうにどんよりと重たいかたまりを感じる。
そんなもんが頭に在るのだから、
起き上がって縦になりたいワケが無い。
このかたまりが無くなるまで待つか。
なんて思っているとまたいつの間にか眠っていて、
次に気付いた時にはまた1時間くらい経っている。
こりゃいかん。
これでは睡眠だけで一生が終わってしまう。
いつもは夕方に風呂に入って晩酌してとっとと寝る。
そして朝は4時くらいに起きて、犬の散歩に出る。
日が高くなる前に庭の畑仕事をして、
それから家の中の家事をする。
その頃には9時くらいになっている。
今年の夏は、9時ともなれば30℃を超えている。
私の住む深大寺界隈でも、最高気温は36℃は当たり前。
日の出頃の最低気温も26℃までしか下がらない。
毎年、暑さが更新されているとは思うけれど、
これは去年より一段と暑い気がする。
平均で2℃は高いんじゃないか。
7月の半ばは、曇天や雨も多くてわりと落ち着いていたけれど、
7月初旬と下旬は、去年より暑いぞ。
毎年、熊谷など北関東の暑さのニュースに驚くけれど、
今年は全く気にならない。
38℃だとかいう数字が他人事じゃなくなってしまったからだ。
最高気温が35℃を超える日が続くと、非常にキツい。
それに加えて、最低気温が25℃を下回らないと、どうにも休まらない。
上がっても、夜に下がってくれれば良いのだが、
そう都合良くはいかない。
クッソ。追究してやる。
気象庁のサイトに行き、気象観測データを見る。
観測地点を選択し、去年の旬ごとのデータと、今年の旬ごとのデータを比較する。
うおう。
調布のデータは無いので、府中を見ることにする。
一日の気温、最高気温、最低気温のそれぞれ平均値。
2023年の7月
上旬は、26.6℃、32.0℃、22.0℃。
中旬は、29.7℃、34.7℃、25.0℃。
下旬は、28.8℃、35.1℃、23.9℃。
2024年の7月
上旬は、29.0℃、34.5℃、24.5℃。
中旬は、26.4℃、30.8℃、23.2℃。
下旬は、30.0℃、36.5℃、25.3℃。
おおよそ、感じていた通りだ。
上旬は今年のほうが2.5℃くらい高く、
中旬は3℃くらい低くて、
下旬は1.4℃くら高い。
ああ。今年の中旬は楽だったねえ。
最高気温の最高記録は、
2023年の7月
上旬36.9℃、中旬38.5℃、下旬37.7℃。
2024年の7月
上旬39.2℃、中旬38℃、下旬38℃。
日照時間は、
2023年7月
上旬57.2h、中旬67.7h、下旬123.2h。
2024年7月
上旬64.2h、中旬31.4h、下旬89.3h。
降水量は、
2023年7月
上旬15.5㎜、中旬0.5㎜、2.5㎜。(梅雨明けは7月22日)
2024年7月
上旬6.5㎜、中旬65.5㎜、下旬84.0㎜。(梅雨明けは7月18日)
つまり、昨年は空梅雨。
今年はよく降っている。
中旬は昼間によく降って曇って気温も上がらなかったが、
下旬には実は中旬以上の量が降りつつ、気温は高い。
夕方に豪雨が降っても一向に気温が下がらないと感じていたが、
数値にもハッキリと表れている。
今年の7月下旬はよく照りよく降ったのだ。そりゃ蒸すわけだ。
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/index.php
一日の最低気温の平均は、2023年では8月下旬まで25℃台だった。
今年も当分、夜も暑いのだろう。
とは言え、当たり前だが、夜のほうが気温は低い。
日中に気温が高くてクーラーが利き切らず、室温も高くて、
おかげで脳みその働きが下がるのが困る、と言うなら、
いっそのこと、夜に仕事すりゃ良いのではないか。
朝4時半と夕18時過ぎに犬の散歩に出る、というところは変えず、
睡眠時間だけを夜から昼に入れ替えてみた。
朝の散歩を済ませて帰宅したら、風呂に入って明酌して寝る。
21時から朝4時まで寝ていたのを、
朝9時頃から夕方17時近くまで寝ることにしたのだ。
まあ、眠れる。
どうということ無く眠れる。
目が覚めると、時計は4時台で、明るい。
いつもどおりの朝だと思うのだが、
なんとなく音が違う。
車の音がしたり、子どもの声が聞こえたりする。
なんだ今朝はみんな早いな、なんて思いながら次第に覚醒してきて、
夕方なのだと気付く。
起きて、ナウキャスト(雨雲レーダー)を見る。
夕立の情報を見て、犬の散歩にいつ出るか判断する。
きれいに12時間ズレなので、換算の面倒が無い。
夜中の12時近くになると、昼飯を食べるわけだ。
※
という生活を、1週間ほど続けている。
確かに、起きて活動している間、
昼間に活動するよりも室温は快適である。
ただ、いくつか問題が出てきた。
これが、完全な昼夜逆転生活へ以降するまでの過渡的な問題なのか、
それともやっぱり人間は夜行性じゃないんだぜの証なのか。
詳細は次回に続く。
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