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3Dスキャニング、デジタルアーカイブを行っている superscanstudioの公式noteです。

最近の記事

フォトグラメトリと3次元計測機を活用したハイブリッド3Dモデル作成手法

概要 こんにちわ@ふにゅんです。 お仕事でフォトグラメトリ撮影をしていると、寸法の正確さも求められる場合があります。 また文化財計測など、解像度の高いテクスチャ情報はもちろん、合わせて表面の微細な形状と寸法精度をしっかりアーカイブしたい。という要望は多いです。フォトグラメトリでは概ねのサイズ感などは合わせることができても 精度のトレーサビリティを担保することは難しいため、3次元計測機を併用し作成します。また、寸法精度のオーダーが数十μmだとした場合には、相応の精度に対応す

    • Metashapeアライメントを活用した3D Gaussian Splatting生成及び撮影手法の検討と手順

      はじめに こんにちは、3Dスキャン技術者のふにゅんです。 Gaussian-Splattingは、簡単に表すとカメラのキャリブレーションで得られた点を基にガウス分布を行い、頂点に対象物のサイズや向き、球面調和関数を持たせて3D形状をつくる技術。​ つまり、オブジェクトと表面をガウス分布の集合として表現することで,ジオメトリと外観特性の効率的かつ正確な表現を可能としているわけです。​ 3Dスキャンで従来広く浸透しているPhotogrammetryでは、技術的に、再現が難しい

      • PL(偏光)フィルターを用いた無反射フォトグラメトリ撮影

        こんにちは、SUPERSCANSTUDIOの仙石です。今回はフォトグラメトリー撮影において光沢のある素材を撮影する際の方法を紹介します。 フォトグラメトリーの原理 フォトグラメトリーは、複数の画像から同じ場所を捉えたポイントを見つけ出し、そのポイントを使用して三角測量を行うことで、3Dデータを生成する技術です。通常、異なる角度や位置から撮影された複数の画像を使用します。これらの画像は、重なり合う領域を持っており、この重なり合う領域が重要な役割を果たします。 フォトグラメ

      フォトグラメトリと3次元計測機を活用したハイブリッド3Dモデル作成手法