ロングテイルな記事・第一弾 「私の知らなかった言葉」
ちょっと、noteでロングテイルな記事を色々企画していたんだけど、その第一弾として、「私の知らなかった言葉」を、ロングテイルな記事にしていこうと思いました。
「ロングテイルな記事」、というのは、なんなのでしょう? それは記事を投稿した時点で、その記事の価値が決まるのではなく、それ以降も、投稿者が生きている限り、価値がアップデートされ続けていくというもの。今かんがえました!
で、今回のこの「ロングテイルな記事」では、タイトルにある通り、「私の知らなかった語彙」について、随時追加し、リアルタイムに進化させていく記事にします。
やったね、知らんけど!(笑
私の知らなかった言葉
で、今日はその第一弾。
私が知らなかった言葉、その1:
「後知恵バイアス」(2024/05/12)
「後知恵バイアス」の簡単な例をあげると、「だ、だから言ったじゃないか! 嫌な予感がするって! 俺は悪いけど逃げさせてもらうようわあああああ!」、みたいな感じですね(笑。
今後、私の知らなかった語彙を認識した瞬間、この記事を更新していく予定です。おたのしみにー。
「忘却逆説効果」(2024/5/16)
追加です。相互フォローさせていただいているchoroさんの記事から、学ばせていただいた言葉です。「忘却逆説効果」。
学校の授業などで、授業の内容そのものは覚えてないけれど、「これは余談なので忘れていい」と言われた話だけ、しっかり覚えてしまうというような現象です。
choroさんの元記事はこちら。
私の場合、そもそも授業そっちのけでノートに絵を描いたり教科書にラクガキをしていたため、先生の話は全く記憶にありません💦
覚えているのは、「まじめに授業聞かないなら出ていけ」と言われてて、「わかりました」と答えて授業をさぼったことくらいですねえ💦
「重層的」(2024/5/22)
お絵描きツールに、レイヤー機能というのがありますが、そういう機能を持った構造の呼び名がわからなかったのですが、「重層的」構造と言えばいいですね。
英語では、「multi-layered」、「multi-strata」、「multitiered」などが「重層的」に対応するようです。strataとは地層、tierは階層だそうです。
AIに、重層的な絵を描かせるのに非常に苦労していたのですけど、「multi-layered」などのキーワードが、もしかしたら使えるかも知れません。
「エネパ」(2024/5/22)
かけたエネルギーに対する効果のこと。コスパ、タイパは知っていたのですが、これは知らなかったです。
「今年の新語2022」というのに選ばれた言葉だそうです。
まあ広義にコスパに含まれていそうな気はしますが、お金も時間もあるけど、しんどいのでやりたくない、みたいな場合は「エネパわる!」、みたいな言い方が出来るかも知れません。
「社会的比較論」、「上方比較」、「下方比較」(2024/6/3)
私事ですが、人生も後半にさしかかり、苦手だったサラリーマンを辞め、今は念願だった、絵の道を目指して努力しているわけですが、サラリーマンだった頃は、ほんと人からあれこれ詮索され、何かにつけ馬鹿にされることが多かったと感じています。なんでかなー、ほっとけよとずっと思ってましたけど、「上見て暮らすな、下見て暮らせ」という言葉があるように、人って自分より下と思われる人を発見することで、相対的な幸福感を得ることが出来るのかも知れない。彼らは私を馬鹿にしたくて、あれこれ詮索して弱みを探していたのかも知れないと、今日ふっと思いついて、ぐぐってみました。結果、こんな言葉を発見。
人は何等かの客観的手段によって、自分の価値を知ることが出来ない場合は、自分に似た立場の他者と自分を比較することで、社会における自分の地位を確かめようとする。
そのような心理の仕組みについて、社会心理学者のレオン・フェスティンガーという人が、1954年に提唱した仮説(?)を、社会的比較論と言う。
その比較において、自分より優れている(と思われる)人と自分を比較することを、「上方比較」と呼び、自分より劣っている(と思われる)人と比較することを、「下方比較」と呼ぶ。上方比較はしばしば嫉妬を生み、下方比較は安心や満足を生む。
そうか、そんな言葉があったんだ、しかも1954年に!
好きだった絵を、いつでも描ける幸せ。そんな私には、相対的な幸福論なんて不要であり、客観的な順位付けも、誰かと比較して確認する幸福も、不要なものなんだけど、でも最近感じる。絵という分野に飛び込んだ事により、今度は自分の趣味であり得意なはずの、アート業界での下方比較にさらされ、ストレスを感じるようになっちゃったんだなあと。
私は自分の生きたいように生き、やりたいことをやる。望んでいるのはそれだけなんですけどねえ。はあ……(ためいき。
スタージョンの法則(2024/6/3)
私がこの記事を始めるきっかけとなったのは、相互フォローさせていただいているwsdさんの、この記事。
スタージョンの法則「どんなものでも、その9割はガラクタである」。
これだけ見ると、すごい乱暴な法則だなあと思いますが、実はこれって売り言葉に買い言葉」だったようです。
とある文学者がSF小説一般に向けてはなった言葉。
「SFなんて、その9割がガラクタだ」
それに対してスタージョンさんが言った言葉。
「それを言うなら、SFに限らず小説の9割がガラクタだよ」
うーーーん、どうなんでしょうねえ。
まあその法則の真偽はともかく、私の知らなかった言葉として、ここに掲載しておくことにします。
セカンドハラスメント(2024/6/6)
今日の報道番組「ZIP!」で紹介されていた言葉。社内でのハラスメントの被害者が、上司や人事に相談したにも関わらず、その上司や人事担当者から、さらにハラスメントを受けてしまうこと。
むやみに新語を作るのには反対の私ですが、「セカンドハラスメント」という新語により社内の良くない文化が広く認知され、改善に向かうことはすごくいいことですね。
極地巨大化現象(2024/6/15)
NHKの、「探検世界の深海 南極海」という番組で紹介されていた言葉。
南極では、生物が巨大化するという。
そういえば恐竜の巨大化や絶命には、ポールシフト(極ジャンプ)が関係しているという説がありますね。南極で棲息できる爬虫類や哺乳類がもしいたら、そのうち巨大化するかもしれません。
ASI(2024/6/26)
相互フォローさせていただいている、wsdさんのつぶやき記事から教わった言葉です。
ぐぐってみたら、ASIとはArtificiail Super Intelligence(人工超知能)の略だそうです。なるほどねえ。弱いAIとか強いAIとかいう言葉は知ってたんですけど、今はそれらに名称が付与されているんですね。
・弱いAI=いわゆるAI。なされた学習に基づき、ある一つの課題を解くAI。
・強いAIその1=AGI。いくつかの課題を学習されており、それらを組み合わせてより汎用的な課題を解けるようになった、より使い勝手のよいAI。
・強いAIその2=ASI。未知の課題を解決に導く能力を有しており、人間が想定してない場面でも、臨機応変に対応していけるAI。自ら学習し、進化していく能力もある。
ASIという言葉は、今のところソフトバンクしか使ってないようですけれど、わかりやすい言葉なので、広まっていくといいと思います。
ちょっと釈然としないのは、より広義な言葉であるはずの「AI」が、「既存のAI=弱いAI」なんていう狭い定義にされてしまってること。私の感覚だと、AGIもASIも、AIに含まれるのですけどねえ。弱いAI=API(Artificial Poor Intelligence)という言葉がふさわしい気がしますけど、まあChatGPTなどで初めてAIという言葉を知った人は、AIってそういうもの(人間の命令に従って何かをしてくれるもの)、みたいなイメージしかないのでしょうね。
でね。
AI(API)、AGI、ASIだけでは定義できてないAIが、まだあるのですよね。それは次のようなものです。
・感情を持つAI
・自我を持つAI
感情を持つAIは、私ならAEI (Artificial Emotional Intelligence)と名付けると思いますが、自我を持つAIは、なんと呼ぶべきでしょうね。
また、API、AGI、ASI、AEIなんていうのは他の略語とまぎらわしいので、AI:P、AI:G、AI:S、AI:E、みたいに定義して、例えば感情を持った弱いAIは、AI:PE、なんていう呼び方にすれば、もっと便利な未来がきそうだなあと思った私でした。
クーリングシェルター(2024/8/15)
指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)、だそうです。「指定」とか「暑熱」とか、小難しくてよくわからない言葉が連なっていますが、要は「温暖化対策シェルター」なんですね。もっとわかりやすくいうと「冷え冷えシェルター」ですね。
しっかしエネルギー価格が急騰している今、冷え冷えシェルターなんて作るとどうなるか、予想できてしまうのですが、まあそうも言ってられないのでしょうね。
理想的な地球の未来は、火星の植民地のイメージ。冷え冷えシェルターの設置は、その第一歩なのかも知れません。
巻末付録・追加したい言葉
花姿(はなすがた)、着生植物、生存者バイアス、ポンジスキーム