74「MとRの物語(Aルート)」第五章 6節 冬の記念文集
残念ながら私自身は、文芸部に所属したことはないけど、
所属できてたらよかったなー、うえーい、とか空想しながら執筆。
今回は「マイルストーン(?)」的な役割のシーンなので、
少し短めです。
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学校での授業は相変わらず退屈だったけれど、Rはあくびを我慢して、理解しようとがんばった。一時限目が終わった所で、文芸部のメガネっ子がRの机の上に、一冊の本を置いた。白地に金で、「冬の記念文集」と書かれていた。
「え、これって……」
「Rさんの作品も掲載させてもらった