文庫本でしか読書が出来ない私の読書の秋2021
今まではただ単純に好みの話であって、出来ないも何もないと思っていたが、時間を有り余らせながらも一向に読み進められない目の前の一冊の本を見るにこれはそういうものなんだろうと思い至る。
大沢在昌著「新宿鮫Ⅺ 暗約領域」帯の通り前作絆回廊から8年ぶりの新作、密造銃のスペシャリスト木津と桃井のラストシーンが忘れられない1作目「新宿鮫」が1990年発行となり、現在連載中の「黒石」まで21年間続く説明不要の超人気シリーズだ。シリーズ11作と短編集1冊が発行されている、きっかけは忘れたが