FINAL FANTASY XVI
FFXVI、前評判が大変に良かったので、パッケージ版を事前に予約していました。
PS5もこのために買って待機していました。そのぐらい楽しみにしていました。
クリアしてみての感想としては、つまらないとは言わないけど、期待しすぎたなというところでした。
悪くもないけど良くもないと言いますか。
前評判が本当に高すぎたというか、世間の吉田さんに対する信頼感が高かったというか、期待感高すぎたんだろうな、ホントに。
非常に申し訳ない感想なのですが、こうとしか表現できないんですよね。
まずストーリー。
すごく重視しているということでしたので期待してました。
内容については人を選ぶと思いますが、私は楽しめました。
ただ、ムービー補完が多かったなという気持ちです。
特にプロローグにあたるところは「ゲームやりたかったんだけどな、映画見せられてるんかな…」という気持ちが1時間ぐらいは続いていたので、話は面白いなと思っていましたが、同時に一抹の不安も過っていました。
そして、ちょっとどこかの何かで見たようなものが挟まってくるので、つい突っ込んでしまったり… これあれっぽくない?と、ついつい…。
あと、個人的には後半に行くにつれてクライブのことが分からなくなってしまって、あまり寄り添えなくなってしまったというか、感情移入しにくくなってしまったことが、私のゲーム体験が低くなってしまった要因でもあるかなと思います。
更に、後半の怒涛のサブクエ追加に水を差された感がありました。
どうしても「そんな場合じゃなくない…?」という気持ちが強くなってしまいました。全部やったけど。
個別のサブクエストーリーは良いのに、メインストーリーを邪魔された感があって、どうしてもモヤってしまいました。
そう考えると、個人的にはFFXVの後半一切寄り道なしは正解だったんじゃないかなと思いました。批判されているようですが。
ちなみに、後半のサブクエでめちゃくちゃ好きなのはトルガルの話です。
続いてゲームシステムについて。
これはめちゃくちゃ言いたいことがあるんですが、多分ほとんど言い尽くされていると思いますのでダラダラ書くのはやめておきます。
ただこれだけは言いたい。
QTE多すぎィ!!!!!大怪獣バトル長すぎィ!!!!!
あとね、こんなに宝箱開けるのがワクワクしないゲーム、今までやったことありません。これだけは言いきる。
道のキラキラも、何か落ちてるな、拾う、1ギルって… ただの道案内的役割しか果たさないとか、ヘンゼルとグレーテルかよという気持ちでした。
でも戦闘演出はカッコイイなと思ってます。
そしてグラフィックについて。
ここに文句つける人は少数派なんじゃないでしょうか。
グラフィックは安定のスクエニクオリティという印象です。
ただ、個人的には画面が全体的に暗かったので、もうちょい明るくしたかった… オプションで一番明るくしたけど暗かったな。
あと、リアルなグラフィックだと、美男美女ばかりの状況に違和感を感じるようになってきたところはありますね。
そして女性キャラが何年たっても変化しないのがめちゃくちゃ疑問だったのですが、アナベラ様って結局最後は何歳だったの…?
最後にBGM。
好みの感じで、個人的には良かったです。
Find the Flame嫌いな人いないでしょ、事実上の勝ち確曲ですよ。
…最後にと書いておいてあれですが、キャラクターについて何も書いていなかったので書きます。
キャラクターは魅力的だと思いました。
叔父さん最高じゃないですか?いいキャラしてました。
あと段々ジョシュアが好きになっていったんですけど、何でなんだろうな。
何よりトルガルとアンブロシアが最高に健気で可愛いよ。
真のヒロインはトルガルなんじゃないかと思ってます。
そんな感じで、良いところ・好きなところがあるものの、これは好きじゃないというのも同程度あるので、悪くないけど良くもない、みたいな感想に落ち着いた次第でした。
どんなゲームもそうですが、プレイした人それぞれに感想が生まれるので、プレイしようか迷っている人はプレイをお勧めします。