大阪たこ焼きマーケットに関する所管
歩道橋のうえで実況していたおじさんはどこへ行ったのか
お盆に故郷である、大阪に帰省をしている。
元々の会社の後輩(現在の会社の後輩にも先日なった。)と、元々の会社の上司と梅田で飲む約束があったので、久しぶりに梅田に行く。
久しぶりとはいってみたものの、ゴールデンウィークにも高校時代の友達と梅田で飲んだので、ゴールデンウィークぶりた!(そない久しぶりやないやないか。)
JR大阪駅から、昔は歩道橋のうえから行き交う人たちを見て、競馬の実況中継をしていたおじさんがいた、おおきな横断歩道をわたり、東通りにむかった。
あのおじさんはもうおらへんのかな?もう最近の人は見たことないのかも知れへんけど、あの話芸は今振り返ってもすごいものがあった。
競馬の実況さながらに横断歩道を歩く人に対して実況をするのだ。
(赤信号になりかけの際に)
「さー最終コーナーを回って赤のスターウォーズのTシャツを着た人が飛び込んできた。」みたいなことを永遠とやっている。
今思うと、あれをできる環境はあそこじゃないといけなかったんじゃないかな。
東京だとあの面白い実況は実現しない。
なぜなら、横断歩道を渡るにしてもみな整然としすぎている。
あそこの大阪駅の歩道橋は、まったく整然としてない。なにしろ、駅から阪急の方に向かう人と、駅に向かう人の歩く側が全く決まっていないので、歩く人間は「なにがなんでもゆずるか」と言わんばかりに向かってくる。直前まで自分の進路を変更しないことの我慢比べなのだ。
その様が、あの面白い実況に花を添えているのは間違い無いと思う。
肝心の大阪たこやきマーケットについて
HEP5とナビオの間にそれは完成していた。ぱっと見た感じ、やまちゃん、甲賀流、くくるといった、大阪の有名どころのたこ焼き屋が集まって、食べ比べできまっせ、ここで完結しまっせ。みたいな観光客向けのお店なのかとおもう。
一見、良さそうに見えるが、私はこのやり方には反対だ。
まず何が嫌かというと、店が綺麗すぎる。
我々大阪人がイメージするたこ焼き屋というのは、汚くなければならない。
汚いというと少し語弊があるが、やはりどこも年季が入っていて欲しいのだ。
もう一つは、やはりそれぞれの土地の雰囲気や、その店に辿り着くまでのそのプロセス自体が、たこ焼きの8割を占めているといっても過言ではないはずだ。
なんとも論理的な反対意見を述べてしまったが、これらの理由から、大阪たこ焼きマーケットのやり口にはあまり賛成しない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?