5 よりよい #神経放射線 4月7日 #NR懇話会 #寺田一志 #寺田次郎 #関西NR #コロナワクチン #東美菜子 #バイエル #造影剤アレルギー #神戸大学 #滋賀医科大学 #関西医科大学 #京都大学 #大阪大学 #遠山正彌 #白い巨塔 #病理学会
(その5)
改めて、神経放射線科医のグループのサイズを大きくするには、神経放射線科医や放射線科専門医だけでなく、放射線科関連医を増やさないといけません。
専門医があってもなくても、NR懇話会や神経放射線のイベントの参加者が増えればいいと僕は思います。
その時にどうするか?
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基本的にエース級の神経放射線科医は何やらせてもできる放射線科医を専従させるか、他が怪しくなっても神経放射線科の勉強と仕事に集中させるかの二択で生まれてくると思います。
それで、能力や意志の偏りが大きいです。
東美菜子先生のように、能力が高すぎたり、思い入れが強すぎることがチーム運営にとって弱点になります。
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アイドルだから主任教授なだけで、本質的には診療教授があるべきポストでしょう。
これは、松木充先生や下野太郎先生や田岡俊彦先生なんかもそうだと思います。
その人がスーパーであることと、チーム運用は別物です。
僕はエスパーみたいな能力もありますが、基礎スペックの記憶や理解の量や速度は並です。
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一般の目線からすれば、素人目にも見落とさない疾患や兆候を見落としなく、グループとして処理してくれたらいいし、そのためには人手がいる中で、どこに基準を持ってくるかが、大事な政治になります。
神経難病とか脳腫瘍の難しい病変の細かい鑑別とか、ほとんどは生命予後やADL予後に影響ないです。
ただ、そのへんは、僕のマターではなく、上層部の方で考えることだと思います。
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また、能力や時間だけでなく、お金の問題もあります。
ジェネラル放射線科医や他科医の候補生が小遣いだけで、NR懇話会にお金や時間を使ってくれるかと言えば、内容次第でしょう。
経費や小遣いの制限がない人とある人がいて、家族の理解のある人とない人がいて、どう組み合わせたら、組織に金が集まって、会が盛況するのか?
今の若者は飲み会ごときじゃ来ませんが、大金払ってくる奴はもっと少ないでしょう。
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優秀で、金回りの良い先生、しかも、神経放射線科が大好きな先生なんて、数が知れているでしょう。
だから、枠組みや建前をよく考える必要があります。
ポストをめぐる競争や先生方が守るべきメンツや建前もありますが、神経放射線全体の運用は考えられた方が良いと思います。
NR懇話会の趣旨ややり方は大きく変えなくても、別の枠組みも含めて、人が集まったほうがバイエルやその他の企業も喜んでくれると思います。
それが、僕が、春の総会で、東美菜子先生にかみついた理由でもあります。
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専門医会の一部への私怨もありますが、自分のキャリアや記憶や記録への思い入れで制度運用されたら、それは、放射線学会の未来のためになりません。
抑えるべきポイントを押さえて、人と金を増やして、放射線科医や神経放射線科医の発言力を大きくするのが大事だと思います。
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まあ、逆に、それを無視して、潰して、日医放を壊滅的にしてもらっても、僕としては構わない側面もありますけどね。
放射線科に入ったのに潰された医者が、放射線科を選ばなかった医者がどこの科に行くか、それで、画像診断利権その他のシェアが別の科に置き換わるだけです。
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2023年秋の演題に書きました通り、CTやMRIが一般的になったということは、ほぼ全ての医師が放射線科関連医になったということで、そのシェアは放射線科だけではなく、各科の学会の運用によって変わってきます。
だから、企業や新人を捕まえるための、実利と政治をしっかり考えていく必要があります。
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まあ、それはともかく、とりあえず、5月のNR懇話会の前に書き終えました。
全て読むのはめんどくさいでしょうから、長文の好きな人に読ませるか、皆で分担して考えて下さい。
この内容は、とりあえず、秋の学会かどっかで、発表します。
AIより強いCOI。
やり方を間違えるからもめるだけで、企業と専門家は喧嘩するべきでもないでしょう。
2024年4月28日22時半。 寺田次郎 拝。