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78 #アビスパ福岡 #浦和レッズ #紺野和也 #金森健志 #前寛之 #井上聖也 #村上昌謙 #長谷部茂利 #読売新聞 #ヨミドクター #ホイップキック #エリアの騎士 #町田ゼルビア #ABEMA #サイバーエージェント #アメーバブログ



https://www.youtube.com/watch?v=dFGJVkBl0Kc

ということで、ちょっとスコアコントロールの匂いもしたがいい試合だった。
それで、長谷部監督のお願いに従って、井上聖也はノーコメントにする。

その一方で、前寛之は良い間合い、いつ頑張って、いつ頑張らないかのメリハリがしっかりしていた。
相手に一番いい仕事をやらせないということは、やらせていいことを決めて、追い込んでいくことだ。
だから、ピンチもあったものの、村上昌謙はかなり自分の前にボールが飛んできた。
華のあるプレーはビッグセーブだが、ビッグセーブなどない暇な試合こそが、GKとスタッフや監督の一番いい状況である。
ビッグセーブの機会など、練習試合や紅白戦で意図的にそういうメンバーを組んで経験させればいいことだ。

このメンバーでの試合も、あと1試合になったが、3年ちょっと前に間違えてサポーターになって、J2レベルにふさわしい、守備固めで残留を固め、だんだん、J1らしくなってきたことを思い出す。
僕の中では、長谷部茂利監督との共同作業。
僕の中ではね。

そんな表現は屈辱と言うなら、それはライトファンだろう。
僕のプロをプロとも思わない発言は少数派で、何があってもあったかい人と何があっても暑苦しい人が多いように見えた。
大阪からネットで確認して、たまに現地に行くくらいがちょうどいい。
逆に言えば、今季、メンバーに絡めなかった選手達も、そういう歴史のアビスパのメンバーに合流するあり方を考えていかないといけない。

もちろん、ポジションやプレースタイルは違うけれども、前寛之は、二十代半ばでJ1トップレベルまで上り詰めたお手本である。
サイズもなければ、スピードもない、3年前はただ勤勉なだけだった。
しかし、今は、本当に、わかっている選手になった。
たまに相手をいなす時でも、足技と言っても、中高生もできるようなものばかり。
要するに、相手との間合いや重心のかかり具合が見えていれば、それはプロの技になるという話である。

この試合では、左足の素晴らしい精度のパスもあった。
若手やその下のルーキーは、いつ練習しているだろうか?
もう、消されて、どこにバックアップを置いたかも忘れたが、久保建英が逆足を使い始めたのは、東京五輪で、僕がブログで指摘した直後からだった。
条件付きの逆足でも、利き足が凄ければ条件付きで使える。
使える中で、トラップやキックの経験値を高めていく。
それが、何のことない、逆足の習得のコツだ。

軸足と蹴り足の筋力バランス。
それを支える体幹や他の筋肉のバランスや、筋肉細胞を発火させるタイミングやバランスのとり方の神経の教育。
僕が、読売新聞、ヨミドクターに、だいぶ昔にホイップキックの解説を投稿した通りである。

https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20141010-OYTEW62684/?is_comment_page&site-view=pc

前寛之には、既に、町田ゼルビアのオファーが来ているらしい。
金で言えばイエスだろう。
ABEMA、AMEBAやサイバーエージェントの経営が今後揺らぐ可能性は結構あるが、短期的に金をもらえば、ベンチやベンチ外で我慢する理由は十分にある。
それくらい、Jリーグを取り巻くお金の状況は厳しい。
仮に、契約が切れていても、元の所属チームの意向がゼロになるわけもないから、その辺で、チーム同士のやり取りもあるだろう。

前寛之が町田ゼルビアに合っているかと言えば、NOだ。
見ればわかる。
選手が束になって、前寛之をかばうくらいにならないと、前寛之の戦術的個性とは噛み合わない。
それが、3年前はJ2レベルの判断だったのが、いまはJ1トップレベルであるということ。
エア指揮官として、エア弟子をべた褒めしながら、とはいえ、お金って大事だから、もらえる時にもらうのはアリだと思うと素直に書いてしまうのである。

どちらかというと、岩崎や重見、あるいは、紺野が引き抜かれると思っていた。
サッカーを分かってない、スポンサーと監督が、フィジカル選手を使いつぶすのがよくある話。
選手を生贄にして金にするという意味では、サッカーをよくわかっているビジネスマンではあるけれども。
そんなこんなで、また来週も、願わくば勝利で終わりましょう。
2024年12月2日20時55分 エア指揮官。

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