はじめまして│社会不安障害(SAD)の私より
はじめまして。ゆきと申します。
この記事を書いている今は、大学3年生として大学生活を送っています。
できることを増やしたい。まずは考えたことを発信することから始めようと思い、この度noteという場をお借りすることにしました。
突然ですが、私は社会不安障害(SAD)という精神疾患を持っています。
今回noteを書こうと思ったのも、この疾患がきっかけです。
以下、社会不安障害についての長い自分語りになりますので、苦手な方はスキップしてください💦
不特定多数の方に見られる場で何かを書く、ということには不慣れなため、文脈や言葉がおかしいところがあるかもしれません、ご了承ください。
これまでの私について
私は、道ですれ違う人が視線が怖い。店員さんのような知らない人と話すのが怖い。人に批判されるのが怖い。
とにかく怖い、怖い、怖いばかりでした。
そのたびに、どうして怖いと感じるのか?と自問しましたが、納得できる答えは出てきませんでした。どうしてかは分からないけれど、恐怖がとにかく出てきてしまう。
どちらかと言うと、意識的にどうこうできるものというより、本能に似た何かが私を無意識下で制御しているような感覚でした。
怖い→嫌だ→逃げる、となってしまうと、矛先は自分へ向きます。なんてことのないように人と打ち解けて、明るく話している人、当然のように行動できる人などと比べて、なぜ、自分は人を怖いと思うのか、あんな風に人と接することができないのか、マイナスの感情がループしていました。
なんとかしなければ、と本やネットの情報を集めても、似たようなことばかり。きっとそれは正しいことなのかもしれませんが、私には響きませんでした。
人に好かれようとしない。→それが出来たら苦労しない。信頼出来る人に相談する→そんな人がいたら困ってない。こんなことを打ち明けて、非難されたらどうするの?そんなこと言われなくてもわかってる!と子供みたいに叫びたくもなりました。
そして、自分はダメな人間なんだ、こんな自分に価値はないと思い、ひどく落ち込み、一時期は命を絶つことすら考えました。
何をしようにも得体のしれない恐怖が付きまとって、その度に自分を責める。自分はダメだと思うたびに涙が出てくる。そんな日々がしばらく続きました。
もう泣くことすら面倒になって、限界だ、そう思った時、涙でボロボロになりながらも最後の手段だと、大学の相談窓口に連絡をすることにしました。
正直、ものすごく怖かったです。打ち明けて、変に思われたらどうしようと。それでもどうにでもなれと打ち明けました。
結果、心が救われた、とまではいきませんでしたがその相談をきっかけに精神科への通院を決めました。
現在は、定期的にカウンセラーの先生にお話を聞いていただいたり、精神科で薬を処方してもらいながらなんとか生きています。話せる相手、治療が加わったおかげか、以前ほど酷く落ち込んだり自分を責めることはなくなりました。
一刻も早く恐怖を感じずに人と接したい、それによってできることを増やしたい、と思い日々試行錯誤しています。
とても長くなりましたが、これが私が実際に社会不安障害によって経験したことです。
他の人から見たら、なんでそれくらいのことでビクビクするの?なんでそんな事が怖いの?と思われるかもしれません。共感や理解を強いたいわけではありません。ただ、世の中にはこういう人もいるのだと、知って欲しかっただけです。
これからは、対人恐怖がありながらも自分らしく生きるために考えたこと、していることなどを少しずつ書いていこうかと考えています。
私はどこにでもいる1人の大学生にすぎませんし、私個人の力は微々たるものです。
しかしもし、私の行動が少しでも誰かの役に立てたなら、これほど嬉しいことはありません。
読んでいただきありがとうございました。
これからよろしくお願いします。
ゆき
#noteはじめました
#社会不安障害 (SAD)
#自分らしく生きるために
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