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2025年2月9日(日)のUSDJPY分析
USDJPYの週足は4週連続で陰線をつけて800pips弱下落しています。これからは円高だという発信をいろいろなところで見ますが、今後下落し続けるのか、それとも上昇するのかを分析したいと思います。
USDJPY週足
USDJPY週足では、149.596付近を押し目にして、154.774を上にブレイクして157.761付近まで上昇し、その後154.774を下にブレイクして下落しているという状況のように見えます。ダウ理論を考えると目線は上ではないかと思いますが、154.774を下にブレイクしていることを考えると、154.774付近では強いレジスタンスになると考えています。また149.596付近では強いサポートになるとも考えていますので、
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(黒色水平線=週足で引いた水平線)
USDJPY日足
日足では156.405を押し目にして157.761付近まで上昇したのち、156.405を下にブレイクしていることから目線は下だと考えています。149.636付近が次のターゲットになると思いますが、週足の水平線である149.596とおおよそ同じレートなので、やはり強いサポートになると予想しています。
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(黒色水平線=週足で引いた水平線)
(赤色水平線=日足で引いた水平線)
USDJPY4時間足
4時間足は154.211を下にブレイクしてからは強い下落が発生しているように見えます。日足が下目線であることを考慮すると戻り売りを狙って149.636付近まで狙うということが考えられますが、結構下落しきっているように思いますのでショートするにしても深い戻しをつけてからがいいような気がしています。こういうところで売ると、だいたい突っ込み売りになり、その後の上昇に巻き込まれて損切というのを今までよく経験してきました。
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(黒色水平線=週足で引いた水平線)
(赤色水平線=日足で引いた水平線)
(橙色水平線=4時間足で引いた水平線)
USDJPY1時間足
USDJPY1時間足は4時間足と似たような状態で下目線だと考えています。下に伸び切っている印象があるので、4時間足の下目線が続けば戻り売り、4時間足が上目線に変わればエントリーはいったん保留という感じだと思います。
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(黒色水平線=週足で引いた水平線)
(赤色水平線=日足で引いた水平線)
(橙色水平線=4時間足で引いた水平線)
(青色水平線=1時間足で引いた水平線)
今後のトレード戦略
強く下落していることからショートでエントリーしたいところですが、伸び切っているようにも見えるため、日足で戻りをつけるのを待ってショートをしたいと考えています。ただし、来週は米CPIが発表されることから、結果によってはUSDが再び強くなり上昇しだす可能性もあるので、下目線に決め打ちしないようにしたいとも思います。